観光

釧路から摩周湖・阿寒湖へのアクセス完全ガイド

車・バス・JRの時間

釧路から摩周湖・阿寒湖への行き方を車・阿寒バス・JR釧網本線で比較。阿寒摩周国立公園広域観光協議会と阿寒バス公式の情報にもとづき、釧路駅・釧路空港からの所要時間、摩周湖展望台の駐車場と冬期閉鎖まで2026年9月時点でまとめました。

釧路市街から摩周湖・阿寒湖へ向かう道東の道路と山並み

Photo: Lake Mashū / Wikimedia Commons

編集部
くしろポータル編集部

釧路市・釧路町在住の編集部が一次情報・公的機関データをもとに執筆。編集方針

この記事のポイント

  • 1釧路駅から阿寒湖温泉へは車で約1時間30分・路線バスで約2時間、たんちょう釧路空港からは車で約50分(阿寒摩周国立公園広域観光協議会)
  • 2空港直行バス「阿寒エアポートライナー」は片道75〜80分で1日1往復のみ。摩周湖行きの「摩周線」も現在1日1往復に減っている(阿寒バス公式)
  • 3摩周湖第一展望台の駐車場は125台(夏季有料500円・冬季無料)、第三・裏摩周展望台は冬期(11月上旬〜4月中旬頃)通行止めになる

釧路から摩周湖・阿寒湖へのアクセスは、車・路線バス・JR釧網本線の3通りが基本です。阿寒摩周国立公園広域観光協議会の案内によると、釧路駅前から阿寒湖温泉までは車で約1時間30分、たんちょう釧路空港からは車で約50分。摩周湖方面へは、釧路駅からJRで摩周駅まで約1時間15分です。本記事では、車・阿寒バス・JR・定期観光バスそれぞれのルートと所要時間、摩周湖展望台の駐車場・冬期閉鎖情報まで、公式サイトで確認できた内容を2026年9月時点でまとめました。

釧路から摩周湖・阿寒湖への行き方まとめ|車・バス・JR比較

まず、区間ごとの所要時間を一覧にまとめます。いずれも各公式サイトで確認できた数値です。

区間バス・JR
釧路駅前 → 阿寒湖温泉約1時間30分路線バス(阿寒線)約2時間・運賃2,750円
たんちょう釧路空港 → 阿寒湖温泉約50分阿寒エアポートライナー片道75〜80分
釧路駅 → 摩周駅(弟子屈町)JR釧網本線 約1時間15分
釧路駅 → 川湯温泉駅JR釧網本線 約1時間35分
阿寒湖温泉 → 道の駅摩周温泉約47分(39.4km)
道の駅摩周温泉 → 摩周湖第一展望台約12分(9.8km)
たんちょう釧路空港 → 摩周湖第三展望台約70分

出典は阿寒摩周国立公園広域観光協議会・阿寒バス・環境省・北海道公式観光サイトです(詳細は各見出しで解説)。阿寒湖の観光ガイド摩周湖完全ガイドもあわせてご覧ください。

車で行く摩周湖・阿寒湖|距離・所要時間とルート

阿寒摩周国立公園広域観光協議会の公式サイトによると、釧路駅前から阿寒湖温泉までは自家用車で1時間30分、たんちょう釧路空港からは50分です。当サイトの釧路ドライブコース完全ガイドでは、釧路市街地から国道240号線を北上するルートを紹介しています。

摩周湖方面は、環境省の阿寒摩周国立公園コース紹介ページに区間ごとの距離・所要時間が示されています。阿寒湖温泉から双湖台まで16分(13.4km)、双湖台から双岳台まで5分(3km)、双岳台から道の駅摩周温泉まで26分(23km)で、阿寒湖温泉から道の駅摩周温泉までは合計約47分・39.4km。そこから摩周湖第一展望台まではさらに約12分・9.8kmです。阿寒湖を経由して摩周湖へ向かう場合、あわせて1時間弱を見込むとよいでしょう。

釧路市街地から摩周湖へ直接向かう場合は、国道391号線を北上して弟子屈町を目指すルートが一般的です。弟子屈町公式サイトのアクセス案内では、釧路市から弟子屈町市街地まで車でおよそ80分です(ドライブの組み方は釧路ドライブコース完全ガイドも参照)。摩周湖第一展望台へは、そこからさらに道道を上る形になります。

冬季(11月〜4月ごろ)は路面凍結が発生しやすくなります。冬道での注意点は釧路の冬道運転ガイドで詳しく解説しているので、スタッドレスタイヤの準備とあわせて確認してください。レンタカーを利用する場合は釧路のレンタカー完全ガイド、たんちょう釧路空港での借り方はたんちょう釧路空港完全ガイドを参考にしてください。

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路線バスで行く阿寒湖|阿寒バス「阿寒線」と「阿寒エアポートライナー」

阿寒バスの公式サイトによると、釧路駅前と阿寒湖温泉を結ぶ「阿寒線」は、釧路駅前・釧路空港・鶴公園・阿寒町・丹頂の里を経由して阿寒湖温泉に至る路線です。2025年4月1日改正の時刻表では、釧路駅前発が10:10・12:00(7〜10月運行)・14:50・17:15の1日3〜4便、阿寒湖バスセンター発が7:30・10:20・12:40(7〜10月運行)・16:15の1日3〜4便で、所要時間はおよそ2時間です。運賃は釧路駅前〜阿寒湖が大人片道2,750円、往復割引(有効期間10日間)は4,400円。釧路空港〜阿寒湖は片道2,190円です。

このほか、たんちょう釧路空港と阿寒湖温泉を直接結ぶ「阿寒エアポートライナー」もあります。阿寒バス公式サイトによると、所要時間は片道75〜80分で、到着便に接続する1号・出発便に接続する2号の合わせて1日1往復のみの運行です。運賃はページに金額の記載がなかったため、利用する場合はウェブチケット購入ページか阿寒バスへの問い合わせで確認してください。空港から釧路駅前へは連絡バスが片道45分・運賃1,200円(2026年4月1日改定)で運行しており、詳しくはたんちょう釧路空港完全ガイドにまとめています。

路線バスで行く摩周湖|JR摩周駅と「摩周線」

摩周湖第一展望台へは、JR摩周駅を起点とする阿寒バス「摩周線」が運行しています。阿寒バス公式サイトの時刻表(2023年4月1日改正)によると、現在運行しているのは502便のみで、摩周駅前10:30発・道の駅「摩周温泉」10:35・摩周ユース10:42を経て摩周湖第一展望台に10:55着。復路は摩周湖第一展望台11:25発・摩周駅前11:50着です。もう1便(503便)は「現在運行しておりません」と案内されています。1日1往復のみのため、日帰りで摩周湖観光を組む場合は、この時間に合わせてJRを乗り継ぐ必要があります。運賃は今回確認できた公式資料に記載がなかったため、乗車時に確認してください。

摩周駅から川湯温泉方面へは、摩周営業所・摩周駅前・美留和・川湯温泉を結ぶ「美留和線」も運行しています。屈斜路湖・川湯温泉とあわせて訪れる場合の宿泊情報は「川湯温泉ガイド」も参考にしてください。

JR釧網本線で行く摩周湖・阿寒湖方面

阿寒湖には鉄道が通っていないため、鉄道でアクセスできるのは摩周湖・川湯温泉方面のみです。阿寒摩周国立公園広域観光協議会の公式サイトによると、JR釧網本線で釧路駅から摩周駅までは約1時間15分、川湯温泉駅までは約1時間35分です。摩周駅からは前述の「摩周線」バスに、川湯温泉駅からは「美留和線」バスに乗り継いで移動します。列車の本数は多くないため、出発前にJR北海道の公式サイトで当日の時刻表を確認しておくと安心です。

定期観光バスで巡る摩周湖・阿寒湖|ピリカ号

車の運転に不安がある場合や、1日で複数スポットを効率よく回りたい場合は、阿寒バスが運行する定期観光バス「ピリカ号」が選択肢になります。阿寒バス公式サイトによると、ピリカ号は釧路駅前・フィッシャーマンズワーフMOO・釧路プリンスホテルから乗車でき、2026年4月18日から12月20日まで毎日運行しています。ルートは「釧路→摩周湖→硫黄山→屈斜路湖→阿寒湖→釧路空港→釧路」で、所要時間は8時間55分。運賃は釧路市内発着で大人6,000円、釧路市内〜阿寒湖温泉間の片道利用は5,000円です。摩周湖・硫黄山・屈斜路湖(砂湯)・阿寒湖温泉を1日で回れるため、レンタカーを借りない旅行者に向いています。冬季も「ホワイトピリカ号」など季節に応じた観光バスが運行されているので、詳しい時期や設定コースは公式サイトで確認してください。知床方面まで足を延ばす周遊プランは「道東周遊モデルコース」でも紹介しています。

摩周湖第一・第三展望台の駐車場と冬期閉鎖

摩周湖には複数の展望台があり、駐車場の条件や冬期の利用可否が異なります。

展望台駐車場冬期の状況
第一展望台125台。夏季は有料(乗用車500円、硫黄山駐車場と共通券)、冬季(11〜4月)は無料開放通年アクセス可能
第三展望台10台前後の無料駐車スペース(北海道公式観光サイトでは15台と案内)冬期(11月上旬〜4月中旬頃、北海道公式観光サイトでは11月下旬〜4月上旬)は通行止め

摩周湖第一展望台(〒088-3200 北海道川上郡弟子屈町摩周湖第一展望台)は、北海道公式観光サイトによると駐車場125台で、夏季は有料・冬季(11〜4月)は無料開放されます。地元の川湯ビジターセンター公式サイトによると、冬季期間中(11月〜翌年4月)はレストハウスなどの施設が休業しますが、駐車場自体は無料開放され利用は可能です。

一方、第三展望台は川湯ビジターセンター公式サイトによると10台前後の無料駐車スペースがあり、川湯〜摩周湖第一展望台間の道道が冬期(11月上旬〜4月中旬頃)通行止めになるため、この期間はアクセスできません。北海道公式観光サイトでも冬季休業期間を11月下旬〜4月上旬と案内しています。裏摩周展望台へ向かう道道も同様に冬期は通行止めとなります。したがって、冬に摩周湖を訪れる場合は第一展望台のみが選択肢になります。

車がない場合の現実的な回り方

車を運転しない場合、摩周湖と阿寒湖を1日で両方回るのは現実的ではありません。それぞれの公共交通機関の便数が限られているためです。現実的な選択肢は次の3つです。

  1. 定期観光バス「ピリカ号」を使う:釧路発着で摩周湖・硫黄山・屈斜路湖・阿寒湖温泉を1日で回れます(前述のとおり2026年4月18日〜12月20日運行、所要8時間55分)。
  2. 阿寒湖と摩周湖を別日に分ける:阿寒湖へは「阿寒線」バスで釧路駅前から約2時間、摩周湖へはJRで摩周駅まで約1時間15分+「摩周線」バス(1日1往復)で向かいます。1日で両方を路線バス・JRだけで回ろうとすると乗り継ぎ時間が足りなくなるため、宿泊を挟んで2日に分けるのが安全です。
  3. 阿寒湖温泉または川湯温泉に宿泊する:現地に宿を取れば、翌日の観光や次の目的地への移動に余裕が生まれます。エリアごとの宿泊施設は公式サイトで所在地や設備を確認したうえで検討してください。

複数スポットをバスで組み合わせて回る具体的な乗り継ぎ例は「釧路発着バス観光ガイド」でも紹介しています。

Q1. たんちょう釧路空港から阿寒湖まで車でどのくらいかかりますか?

A: 阿寒摩周国立公園広域観光協議会の公式サイトによると、車で約50分です

Q2. 釧路駅から阿寒湖まで路線バスでどのくらいかかりますか?

A: 阿寒バス「阿寒線」で約2時間、運賃は大人片道2,750円(往復割引4,400円)です

Q3. 摩周湖へバスで行けますか?

A: JR摩周駅から阿寒バス「摩周線」が運行していますが、現在は1日1往復(摩周駅前10:30発)のみです

Q4. 冬に摩周湖の展望台はすべて見られますか?

A: 見られません。第三展望台・裏摩周展望台へ続く道道は冬期(11月上旬〜4月中旬頃)通行止めで、冬季にアクセスできるのは第一展望台のみです

Q5. 車がない場合、摩周湖と阿寒湖を1日で回れますか?

A: 定期観光バス「ピリカ号」(釧路発着・所要8時間55分)を使えば1日で回れます。路線バス・JRだけで組む場合は乗り継ぎ時間が厳しいため2日に分けるのが安全です

Q6. 阿寒湖温泉から摩周湖まで車でどのくらいですか?

A: 環境省の公式コース紹介によると、道の駅摩周温泉まで約47分(39.4km)、摩周湖第一展望台までさらに約12分(9.8km)です

知っておきたいポイント

  • 1摩周湖第一展望台の駐車場は125台。夏季(5〜10月)は乗用車500円の有料、冬季(11〜4月)は無料開放される(環境省・北海道公式観光サイト)
  • 2摩周湖第三展望台・裏摩周展望台へ続く道道は冬期(11月上旬〜4月中旬頃)通行止め。冬は第一展望台のみアクセスできる
  • 3阿寒エアポートライナー(釧路空港⇔阿寒湖温泉)は到着便・出発便あわせて1日1往復のみ。フライトのダイヤに接続して運行される
  • 4摩周線バス(摩周駅前⇔摩周湖第一展望台)は現在1日1往復(502便)のみで、もう1便(503便)は運行していない

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この記事の信頼性について

著者

くしろポータル編集部

最終更新

2026-09-16

出典の最終確認

2026-09-16

本記事は北海道釧路市・釧路町を生活拠点とするくしろポータル編集部が、釧路在住者の視点で執筆。公的機関の一次情報・現地確認・公式サイト・在住者の経験を基にリサーチし、 固有名詞・数値は公式サイト等の一次情報で確認し、確認に使った情報源は下の「参考にした公式情報」に掲載しています。詳しい品質管理プロセスは編集方針をご覧ください。

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