摩周湖は、第一展望台なら車で通年行けますが、第三展望台と裏摩周展望台は冬季に通行止めになります。駐車場は5月1日〜10月31日が有料、11月1日〜4月30日は無料です。霧の多い時期は夏がメインで、夏以外は日中に湖面が見える日が多いと摩周湖観光協会が案内しています(2026年10月時点の公式記載)。
この記事では、釧路方面からの行き方、3つの展望台の違い、駐車場料金、霧と冬の注意点、周辺の立ち寄り先を、公式ページで確認できた内容だけでまとめます。
摩周湖へのアクセス早見表|釧路空港・摩周駅・川湯温泉から
出発地ごとの行き方を表にまとめました。所要時間は各公式ページの記載で、道路状況や季節で変わります。
| 出発地 | 行き先 | 手段・所要時間(公式記載) |
|---|---|---|
| たんちょう釧路空港 | 弟子屈町 | 車で鶴居村経由(道道53号)約75km・約90分(ひがし北海道自然美への道DMO) |
| 釧路駅 | JR摩周駅 | JR釧網本線で約1時間20分〜90分(阿寒バス・DMOの案内) |
| JR摩周駅 | 摩周湖第一展望台 | 阿寒バス摩周線。公式サイト掲載の時刻表(令和5年4月1日改正)では摩周駅前10:30発・第一展望台10:55着、帰りは第一展望台11:25発・摩周駅前11:50着の1往復(502便) |
| 道の駅 摩周温泉 | 摩周湖第一展望台 | 車で約12分・9.8km(環境省 阿寒摩周国立公園ドライブコース) |
| JR川湯温泉駅 | 摩周湖第一展望台 | 車で約20分(北海道観光機構) |
| 川湯温泉 | 摩周湖第三展望台 | 道道52号経由で約20分(川湯ビジターセンター) |
| 川湯エコミュージアムセンター | 裏摩周展望台 | 車で約1時間20分(川湯ビジターセンター) |
弟子屈町までの車の所要時間は出典によって差があり、摩周湖観光協会は釧路・女満別・中標津の3空港から「車で1時間強」、ひがし北海道自然美への道DMOは釧路空港から約90分と案内しています。展望台までは弟子屈町の市街地からさらに走るので、余裕を持った計画にしてください。
バスの本数は少なめです。阿寒バス摩周線は「摩周駅前〜摩周湖第1展望台」を結びますが、運行期間や便数は変わることがあるため、阿寒バス(0154-37-2221)か公式の時刻表で確認してください。釧路からの周遊は摩周湖・阿寒湖のアクセスガイド、車の計画は釧路のドライブガイドも参考になります。
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摩周湖とは|透明度と「摩周ブルー」
摩周湖は弟子屈町にあるカルデラ湖で、阿寒摩周国立公園に属します。摩周湖観光協会の案内では、最大水深212m、標高351mで、1931年には透明度41.6mを記録しました。アイヌ語では「カムイトー(神の湖)」と呼ばれ、空の色と水の透明度が重なって「摩周ブルー」と呼ばれる深い青色に見えるとされています。
展望台からの眺めが中心の観光地で、湖畔に降りて楽しむ場所ではありません。
展望台3か所の違い|第一・第三・裏摩周
展望台は3か所あり、アクセスのしやすさ・標高・料金・冬の利用可否が異なります。
| 項目 | 第一展望台(摩周湖カムイテラス) | 第三展望台 | 裏摩周展望台 |
|---|---|---|---|
| 標高 | 公式に記載なし | 670m(3か所で最も高い) | 585m |
| 駐車場 | 5〜10月は有料、11〜4月は無料 | 無料 | 無料 |
| 冬季 | 通年利用可(営業時間 8:30〜17:00・不定休) | 冬季通行止め(2025年は10月31日15時から) | 4月下旬〜11月上旬頃のみ利用可 |
| 特徴 | 年間100万人以上が訪れる最もポピュラーな展望台。屋上テラスと室内ラウンジあり | カムイシュ島が間近に見え、屈斜路カルデラの眺望が広がる。展望デッキは無料 | 標高が低く湖面が近い。第一・第三より霧の発生が少ないと案内されている |
第一展望台は2022年にレストハウスが「摩周湖カムイテラス」としてリニューアルされ、ソフトクリームや土産の販売があります。第三展望台は早朝の海霧が溜まった雲海が見られることがあると案内されています。裏摩周展望台は訪れる人が少なく、静かに眺められる点が特徴です。
どれか1か所なら、通年利用できて施設が整った第一展望台が目安です。時間に余裕があり夏以外の季節なら、第三展望台を足すと見え方の違いを比べられます。
駐車場料金と営業時間(2026年10月時点)
第一展望台の駐車場は、5月1日〜10月31日が有料です。公式サイトの料金は次のとおりです。
- バイク:200円
- 乗用車:500円
- マイクロバス:1,000円
- 大型バス:2,000円
この料金で、摩周湖第一展望台と硫黄山の駐車場を1回ずつ利用できます(1日有効・税込)。11月1日〜4月30日は無料開放期間です。第三展望台と裏摩周展望台の駐車場は無料です。
摩周湖カムイテラスの営業時間は8:30〜17:00(不定休)で、悪天候や点検時は短縮・臨時休業になることがあります。年末年始に休業する年もあるため、訪問前に公式サイトで確認してください。
霧の摩周湖|霧の少ない時期と冬の注意点
摩周湖観光協会によると、霧は「夏がメイン」で、春・秋・冬の発生は多くありません。日中(9時〜16時)に4時間以上湖面が確認できる日は、夏以外は平均して7割を超えるとのことです。太平洋側で発生した低い雲が山にぶつかるものが、霧の正体であることが多いと説明されています。
夏の霧は、風が弱い夜に湖に溜まって早朝まで残ると「奇跡の雲海」になります。6〜9月ごろに発生することが多く、ピークは午前2時〜5時ごろとされています。霧に当たった場合は、霧の影響を受けにくいとされる裏摩周展望台(4月下旬〜11月上旬頃のみ利用可)を選ぶ手もあります。
学術研究(日本地理学会の発表要旨・2007〜2008年の第一展望台ライブカメラ観測)でも、湖面が見えない時間が最も多いのは7月、次いで8月と報告されています。ただし1年分の観測にもとづくため、年ごとの違いはあります。
冬は、観光協会が「晴天率が高く、空気が澄み渡る」としてすすめており、2月ごろには外輪山の樹氷や湖面の結氷が見られることがあります。ただし次の点に注意が必要です。
- 第三展望台に向かう道道52号(屈斜路摩周湖畔線)と、裏摩周展望台の道道150号は冬季通行止め。2025年は10月31日から通行止めが始まりました
- 弟子屈市街側から第一展望台(摩周湖カムイテラス)までの道道52号は通行可能と案内されている
- 通行止めの解除時期は弟子屈なび(摩周湖観光協会)で案内される
冬の道は凍結します。服装は釧路の冬の観光ガイドと服装ナビ、天気は弟子屈の天気、霧の出方は霧情報で確認できます。
摩周湖の月別の気温|10月・11月の寒さと雪の目安
摩周湖のある弟子屈町には、気象庁のアメダス弟子屈があります。平年値(1991〜2020年)は次のとおりです。観測地点と展望台では標高が違うため(第三展望台は標高670m)、表の値は目安として見てください。
| 月 | 平均気温 | 日最高気温 | 日最低気温 | 日照時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1月 | -7.2℃ | -3.1℃ | -12.6℃ | 134.2時間 |
| 2月 | -7.1℃ | -2.7℃ | -12.7℃ | 139.7時間 |
| 3月 | -2.9℃ | 1.4℃ | -8.0℃ | 163.6時間 |
| 4月 | 2.8℃ | 8.2℃ | -2.2℃ | 157.7時間 |
| 5月 | 8.5℃ | 14.6℃ | 3.1℃ | 162.7時間 |
| 6月 | 12.5℃ | 17.8℃ | 8.1℃ | 133.2時間 |
| 7月 | 16.4℃ | 21.2℃ | 12.7℃ | 108.4時間 |
| 8月 | 17.9℃ | 22.4℃ | 14.3℃ | 115.6時間 |
| 9月 | 14.9℃ | 19.6℃ | 10.6℃ | 131.3時間 |
| 10月 | 8.9℃ | 14.1℃ | 3.4℃ | 150.7時間 |
| 11月 | 2.1℃ | 6.9℃ | -3.2℃ | 134.4時間 |
| 12月 | -4.5℃ | -0.2℃ | -9.9℃ | 132.9時間 |
出典: 気象庁 過去の気象データ検索「弟子屈(釧路地方)平年値(年・月ごとの値)」。
10月は日最低気温の平年値が3.4℃、11月は-3.2℃まで下がります。11月は日最低気温の平年値が氷点下になる月なので、冬用の上着を用意すると安心です。日照時間の平年値は7月が108.4時間で1年のうち最も短く、3月が163.6時間で最も長くなっています。アメダス弟子屈は降雪量・積雪を観測していないため、雪の状況は弟子屈の天気と道路情報で確認してください。
摩周湖とあわせて回る周辺観光
摩周湖から近い立ち寄り先は次のとおりです。
- 硫黄山:活火山で、日本で最も近くから噴気を観賞できるスポットと案内されています。施設(硫黄山MOKMOKベース)では軽食や土産を購入できます。第一展望台の駐車場料金と共通です
- 屈斜路湖:日本最大のカルデラ湖で、周囲57km。冬は全面結氷し、オオハクチョウが飛来します。詳しくは屈斜路湖のガイドへ
- 900草原:弟子屈町営牧場で総面積1,440ヘクタール。展望台から摩周岳・硫黄山・藻琴山が見え、天気がよければ雌阿寒岳・雄阿寒岳を一望できることもあると案内されています
- 川湯温泉:温泉地の詳細は川湯温泉ガイド、弟子屈町全体は弟子屈ガイド
- 阿寒湖:阿寒湖のガイドで三湖めぐりの計画を立てられます
摩周湖第一展望台は星空の名所としても紹介されています。夜の星空は釧路の星空観賞ガイドも参考にしてください。
Q1. 釧路から摩周湖まで何分かかりますか?
A: 弟子屈町までは、たんちょう釧路空港から車で約75km・約90分、釧路駅からJR釧網本線で摩周駅まで約1時間20分〜90分が公式の案内で、摩周駅から第一展望台へは阿寒バス摩周線か車を使います
Q2. 摩周湖の駐車場は有料ですか?
A: 第一展望台は5月1日〜10月31日が有料(乗用車500円・バイク200円・マイクロバス1,000円・大型バス2,000円)で硫黄山の駐車場と共通の1日券、11月1日〜4月30日は無料で、第三展望台と裏摩周展望台は無料
Q3. 霧が出にくい時期はいつですか?
A: 摩周湖観光協会は霧は夏がメインで春・秋・冬は多くないと案内しており、夏以外は日中に4時間以上湖面が見える日が7割を超えるが、天候で変わるため当日の天気も確認したい
Q4. 摩周湖は冬も行けますか?
A: 第一展望台(摩周湖カムイテラス)は通年利用でき弟子屈市街側から道道52号で行けるが、第三展望台に向かう道道52号と裏摩周展望台の道道150号は冬季通行止めで、車では行けない
Q5. 第一展望台と第三展望台は何が違いますか?
A: 第一展望台は通年利用できて施設が整った最もポピュラーな展望台、第三展望台は標高670mで3か所のうち最も高く無料で、カムイシュ島が間近に見え屈斜路カルデラの眺望も楽しめるが冬季は通行止め
Q6. 摩周湖の10月・11月の気温はどのくらいですか?
A: 気象庁の平年値(アメダス弟子屈・1991〜2020年)では、10月は平均8.9℃・最低3.4℃、11月は平均2.1℃・最低-3.2℃で、観測地点と展望台では標高が違うため目安として見てください










