観光

標茶町観光ガイド

多和平・塘路湖・シラルトロ湖・茅沼駅を巡る

標茶町の観光スポットを徹底解説。360度の地平線が広がる多和平展望台、タンチョウが飛来する茅沼駅、シラルトロ湖、標茶町博物館ニタイ・トまで、標茶町公式サイトの情報にもとづき2026年9月時点でまとめました。

360度の地平線が広がる多和平展望台からの眺め

Photo: Tawadaira / Wikimedia Commons

編集部
くしろポータル編集部

釧路市・釧路町在住の編集部が一次情報・公的機関データをもとに執筆。編集方針

この記事のポイント

  • 1標茶町は釧路市街から車で約1時間(約50km)、JR釧網本線で約1時間の距離。釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園にまたがる見どころが点在する
  • 2多和平展望台は360度の地平線が見渡せる無料スポット。隣接する売店グリーンヒル多和や多和平キャンプ場もある(標茶町観光公式サイト)
  • 3塘路湖・シラルトロ湖・茅沼駅・コッタロ湿原展望台・標茶町博物館ニタイ・ト・日帰り温泉5施設の情報を標茶町公式サイト・公式マップにもとづき整理

標茶町は、釧路市街から車で約1時間(約50km)、JR釧網本線で約1時間の距離にある町です。360度の地平線が広がる多和平展望台、タンチョウが飛来する茅沼駅、釧路湿原につながる塘路湖・シラルトロ湖、標茶町博物館ニタイ・トなど、釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園にまたがる見どころが町内に点在しています。この記事では、標茶町公式サイト・標茶町観光サイトの情報にもとづき、主要スポットのアクセス・料金・営業情報を2026年9月時点でまとめます。

標茶町ってどんな町?釧路からのアクセス

標茶町公式サイトの人口と世帯数年間表(2026年6月末時点)によると、標茶町の人口は6,609人、世帯数は3,554世帯です。釧路川の中流域に位置し、町域の一部が釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園に含まれています。

標茶町公式サイトのアクセス案内によると、釧路市街からは車で約1時間(約50km)、JR釧網本線を利用した場合は釧路駅から標茶駅まで約1時間です。たんちょう釧路空港からは車で約67km・約1時間30分とされており、空港から標茶町への連絡バスは運行していないため、空港からは車またはJRでの移動が案内されています。JR釧網本線は標茶駅のほか、茅沼駅・塘路駅・摩周駅なども経由します。正確な運賃・時刻は、訪問前にJR北海道公式サイトで確認してください。

冬季に車で訪れる場合は、路面凍結への備えが欠かせません。冬道の運転の注意点は「釧路の冬道運転ガイド」で詳しく解説しています。

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多和平展望台|360度の地平線とグリーンヒル多和・多和平キャンプ場

標茶町観光サイトによると、多和平展望台(標茶町川上4丁目2番地)は「広い北海道でも珍しい『360°の地平線』が見渡せる場所」です。天気が良ければ西別岳・摩周岳のほか、阿寒岳・雌阿寒岳も望めるとされています。展望台の周囲には標茶町育成牧場の牧区が広がり、放牧されている牛や羊を見ることもできます。標茶町育成牧場の公式サイトによると、同牧場は若牛の育成や人工授精・種付けなどを行っています。

標茶町観光サイトは「夜は天の川を肉眼でも見ることができるほどの星が出て、感動体験になること間違いなし」と星空観賞の魅力も紹介しています。展望台のすぐ隣には売店「グリーンヒル多和」があり、昼食やお土産を購入できます。隣接する多和平キャンプ場(電話015-486-2806)には毎年多くのキャンパーが訪れると標茶町観光サイトは案内していますが、利用期間・料金の詳細はページ上で確認できなかったため、訪問前に電話で問い合わせることをおすすめします。問い合わせ先は標茶町役場(電話015-485-2111)です。

塘路湖・サルルン展望台とサルボ展望台

塘路湖の周囲約18km・最大水深約7mという特徴や、カヌー・バードウォッチングの楽しみ方については「塘路湖の完全ガイド」で詳しく紹介しています。ここでは標茶町観光サイトで確認できた、湖畔の展望台とキャンプ場の情報を紹介します。

標茶町観光サイトによると、サルルン展望台は塘路湖を一望できる展望台で、駐車場から徒歩20〜30分ほどで到着します。展望台からは「サルルントー」「ポントー」「エオルトー」と呼ばれる沼、塘路湖、釧路湿原を見渡すことができ、条件が合えばくしろ湿原ノロッコ号やSL冬の湿原号の走行も見られます。駐車場は無料です。すぐ近くにはサルボ展望台もあり、駐車場から徒歩15分ほど、こちらは展望台の側面から雌阿寒岳も望めると案内されています。

湖畔の塘路元村キャンプ場は、標茶町観光サイトによると5月1日〜10月末に営業し、料金は日帰り1名110円、宿泊は大人380円・小中学生220円です(電話015-487-2172)。カヌーやワカサギ釣りが楽しめる湖として、釧路湿原カヌーガイドもあわせて参考にしてください。

シラルトロ湖・シラルトロ湖畔キャンプ場

シラルトロ湖は塘路湖の北に位置する湖です。標茶町観光サイトによると、釧路湿原国立公園内にあり、周囲約9.8km・面積約1.8平方キロメートル・最大深度約3mの淡水湖で、季節ごとに異なる野鳥が集まる水鳥の観察地としても紹介されています。

湖畔のシラルトロ湖キャンプ場(標茶町茅沼コッタロ原野)は、標茶町観光サイトによると2025年は5月1日〜10月31日(火曜定休)に営業していました。2026年の営業期間は公式サイトで発表され次第確認してください。料金は宿泊が大人380円・小人220円、日帰りは大人・小人とも110円です。フリーサイトのみで、隣接する温泉施設も利用できます。周辺にコンビニ・スーパー・ホームセンターなどはないため、食材は事前に準備しておく必要があります。問い合わせ・受付はシラルトロ情報館内の「ぽん・ぽんゆ」(キャンプ場宿泊マップの記載では電話015-486-9261。町の日帰り温泉マップでは015-486-9264と案内されており、資料によって番号が異なります)です。

茅沼駅|タンチョウが飛来する無人駅

JR釧網本線の茅沼駅は、道東広域観光サイト「ひがし北海道」公式サイトによると「長年駅長が給餌を行っていたことから、タンチョウが飛来する駅として知られるJR茅沼駅」で、「無人駅となった今でも地域の方々による給餌により飛来」しているとされています。塘路湖とシラルトロ湖の間に位置する駅で、JR釧網本線の列車で立ち寄ることができます。

給餌の実施状況や飛来する時期は年・季節によって変わるため、最新の状況は公式情報で確認してください。タンチョウの生態や観察マナーについては「タンチョウ観察ガイド」もあわせてご覧ください。

コッタロ湿原展望台

コッタロ湿原展望台は標茶町コッタロにあり、標茶町観光サイトによると駐車場から徒歩10分ほどで到着し、エゾシカやシマエナガなど野生動物に出会えることもある展望台です。道道1060号沿いは砂利道の区間があるため、走行時は速度を落として対向車とのすれ違いに注意しましょう。

なお、釧路湿原ドライブガイドで紹介している通り、標茶町観光サイトは2026年6月17日付のお知らせで、階段・手すり工事のため2026年7月上旬〜2027年1月末(予定)まで展望台までの散策路が通行止めになっていると案内していました(2026年9月16日確認)。工事の終了時期が前後する可能性もあるため、訪問前に必ず標茶町観光サイトで最新の状況を確認してください。

標茶町博物館ニタイ・ト

標茶町観光サイトによると、標茶町博物館ニタイ・ト(〒088-2264 北海道川上郡標茶町塘路原野北8線58-9)は、アイヌ語で「森と湖」を意味する「ニタイ・ト」を愛称とする町立博物館で、塘路湖畔にありバリアフリー対応です。

開館時間は9:30〜16:30、休館日は月曜(祝日の場合は翌日休館、7・8月は無休)と年末年始です。入館料は一般220円、高校生以下・70歳以上・障がいのある方は無料です。北海道公式観光サイト「HOKKAIDO LOVE!」によると、アクセスはJR塘路駅から徒歩約15分、JR釧路駅から車で約35分です。

館内では、アイヌのコタン(集落)の歴史や自然を敬う祈りの精神文化、地域に残るトビニタイ文化の遺跡について紹介されているほか、地元研究者による4,000種を超える昆虫標本「飯島コレクション」、屋内バードウォッチングコーナーでの野鳥・湿原展示も見られます。

標茶町の日帰り温泉5選

標茶町公式サイトが公開している「標茶町の日帰り温泉マップ」(2026年8月版)には、次の5施設が掲載されています。いずれもモール泉系のアルカリ性単純温泉、コッタロ原野の「ぽん・ぽんゆ」のみ塩化物泉です。

施設名所在地泉質営業時間定休日電話
味幸園標茶町オソツベツアルカリ性単純温泉(モール泉)10:00〜20:00木曜・年末年始015-485-2482
藤花温泉ホテル標茶町旭2丁目8-23アルカリ性単純温泉(モール泉)14:00〜21:00年末年始・GW中2日間・お盆中2日間015-485-1650
ホテルテレーノ気仙標茶町桜8丁目38アルカリ性単純温泉(モール泉)5:30〜8:00/10:30〜21:00年中無休015-485-2030
オーロラファームヴィレッジ標茶町栄アルカリ性単純温泉(モール泉)10:00〜18:00火・水曜、冬期休業(12月〜4月中旬ごろ)015-488-4588
ぽん・ぽんゆ標茶町コッタロ原野127-10塩化物泉11:00〜20:00火曜015-486-9264

いずれも標茶町公式マップに掲載された2026年8月時点の情報です。料金や詳細な設備はマップに記載がなかったため、訪問前に各施設へ直接確認することをおすすめします。

季節ごとの標茶町観光

標茶町観光サイトの案内内容から、季節ごとの楽しみ方を整理すると次のようになります。

冬は、茅沼駅に飛来するタンチョウの観察が見どころのひとつです。シラルトロ湖・塘路湖ではワカサギ釣りも楽しめる時期があります。夏(5月〜10月)は、多和平キャンプ場・シラルトロ湖畔キャンプ場・塘路元村キャンプ場が営業期間を迎え、釧路湿原でのキャンプや塘路湖からのカヌー体験に適した季節です。多和平展望台では、夏の夜は天の川が見えるほどの星空も楽しめると標茶町観光サイトは案内しています。

いずれの季節も、施設の営業期間・休館日は変更されることがあるため、訪問直前に公式サイトで最新情報を確認してから出かけることをおすすめします。

Q1. 標茶町までは釧路からどのくらいかかりますか?

A: 標茶町公式サイトによると、釧路市街から車で約1時間(約50km)、JR釧網本線で釧路駅から約1時間です。たんちょう釧路空港からは車で約67km・約1時間30分です

Q2. 多和平展望台の入場料はかかりますか?

A: 標茶町観光サイトの案内では料金の記載はなく、360度の地平線を眺められる展望地として紹介されています。詳細は標茶町観光サイトで確認してください

Q3. 塘路湖とシラルトロ湖は同じ湖ですか?

A: 別の湖です。塘路湖は周囲約18kmの海跡湖で釧路湿原国立公園の東端に、シラルトロ湖は周囲約9.8kmの淡水湖でその北側に位置し、いずれも標茶町内にあります

Q4. 茅沼駅ではいつでもタンチョウが見られますか?

A: ひがし北海道観光公式サイトによると、地域住民による給餌でタンチョウが飛来する駅として知られていますが、飛来状況は季節やその年によって変わります。最新状況は公式情報で確認してください

Q5. 標茶町博物館ニタイ・トの入館料はいくらですか?

A: 一般220円です。高校生以下・70歳以上・障がいのある方は無料で、休館日は月曜(7・8月は無休)です

Q6. コッタロ湿原展望台は今すぐ行けますか?

A: 標茶町観光サイトによると2026年7月上旬〜2027年1月末(予定)は階段・手すり工事のため散策路が通行止めとされています(2026年9月16日確認)。訪問前に公式サイトで最新状況を確認してください

※本記事の営業時間・料金・アクセス情報は2026年9月時点で標茶町公式サイト・観光サイトから確認できた内容です。変更される場合があるため、訪問前に各公式サイトでの確認をおすすめします。

知っておきたいポイント

  • 1標茶町の日帰り温泉は町公式マップに5施設が掲載され、多くがアルカリ性単純温泉(モール泉)。味幸園は10:00〜20:00・木曜定休(標茶町公式)
  • 2シラルトロ湖キャンプ場・塘路元村キャンプ場はいずれも5月1日〜10月31日ごろが営業期間の目安。年ごとに変わる可能性があるため訪問前に確認を
  • 3標茶町博物館ニタイ・トの入館料は一般220円、高校生以下・70歳以上・障がいのある方は無料。休館日は月曜(7・8月は無休)
  • 4茅沼駅は地域住民による給餌の伝統でタンチョウが飛来する無人駅。給餌の有無や飛来状況は季節・その年によって変わる

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この記事の信頼性について

著者

くしろポータル編集部

最終更新

2026-09-22

出典の最終確認

2026-09-22

本記事は北海道釧路市・釧路町を生活拠点とするくしろポータル編集部が、釧路在住者の視点で執筆。公的機関の一次情報・現地確認・公式サイト・在住者の経験を基にリサーチし、 固有名詞・数値は公式サイト等の一次情報で確認し、確認に使った情報源は下の「参考にした公式情報」に掲載しています。詳しい品質管理プロセスは編集方針をご覧ください。

営業時間・料金などの最新情報は変動の可能性があります。実際に訪問される際は各施設の 公式案内をご確認ください。誤りや古い情報を発見された場合は、お問い合わせまでお知らせください。速やかに確認・修正いたします。

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