釧路湿原を車で回るなら、釧路市湿原展望台・北斗展望地・温根内ビジターセンター・コッタロ湿原展望台・細岡展望台という性格の異なる展望スポットを、駐車場と所要時間を押さえたうえで組み合わせるのが効率的です。本記事では、釧路市公式・鶴居村観光公式・標茶町公式・釧路観光コンベンション協会公式(釧路・阿寒湖観光公式サイト)などの一次情報にもとづき、各展望台の駐車場台数・入館料・開館時間・アクセスと、半日/1日で回る際の順路の考え方を整理しました。釧路湿原の全体像や塘路湖の詳しい楽しみ方は関連記事もあわせてご覧ください。
釧路湿原ドライブで巡る展望台6カ所の一覧
まずは今回紹介する6つのスポットの駐車場・入館料を一覧で確認しましょう。数値はすべて各施設の公式サイトで確認したものです(2026年9月時点。変更の可能性があるため訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください)。
| スポット | 所在地 | 駐車場 | 入館料 |
|---|---|---|---|
| 釧路市湿原展望台 | 釧路市北斗6-11 | 普通車108台・大型バス7台・身障者用3台(無料) | 一般・大学生480円/高校生250円/小中学生120円 |
| 北斗展望地 | 釧路市北斗 | あり(無料) | 無料(屋外の展望地) |
| 温根内ビジターセンター | 鶴居村温根内 | 道道53号沿いに駐車場あり | 無料 |
| コッタロ湿原展望台 | 標茶町コッタロ | あり(無料。2026年10月31日までの利用案内) | 無料 |
| 細岡展望台・細岡ビジターズラウンジ | 釧路町字達古武22-9 | 70台(無料) | 無料 |
| サルボ展望台(塘路) | 標茶町塘路 | あり(無料) | 無料 |
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釧路市湿原展望台|入館料480円・駐車場108台の起点スポット
釧路市湿原展望台は、この周遊コースの起点として最も分かりやすいスポットです。釧路・阿寒湖観光公式サイトが公開している施設リーフレットによると、所在地は釧路市北斗6-11(〒084-0922)、電話・FAXは0154-56-2424です。
開館時間は4月1日〜9月30日が8:30〜18:00、10月1日〜3月31日が9:00〜17:00で、入館は閉館の30分前までとなっています。休館日は年末年始(12月31日〜1月3日)です。入館料は一般・大学生480円、高校生250円、小・中学生120円で、15名以上の団体割引もあります。駐車場は普通車108台・大型バス7台・身障者専用3台で、いずれも無料です。アクセスはJR釧路駅から15km、釧路空港から15kmと案内されており、定期バス利用の場合は鶴居線の「湿原展望台」で下車します。
館内は3階建てで、屋上の展望室からは四季折々の湿原を一望できます。周囲には約2.5kmの遊歩道が整備されており、1周の所要時間は約1時間が目安です。サテライト展望台までの左側半周はバリアフリー対応の木道で、車椅子でも利用できます。この遊歩道は温根内ビジターセンターへ続く探勝歩道にもつながっています。釧路湿原全体の見どころは別記事でも詳しく紹介しています。
北斗展望地|湿原展望台から北へ約500m・無料の撮影ポイント
釧路市湿原展望台のすぐ近くには、もうひとつ立ち寄りやすいスポットがあります。釧路・阿寒湖観光公式サイトによると、北斗展望地は「釧路市湿原展望台から道道53号を北へ約500m進んだ先の、広々としたパーキングエリアに設けられた展望地」で、所在地は釧路市北斗です。駐車場が整備されており、アクセスはJR釧路駅より車で約30分、釧路空港より車で約20分と案内されています。
建物のある釧路市湿原展望台とは違い、駐車場に隣接した屋外の展望地という位置づけのため、車を停めてすぐに湿原の眺めを楽しめる手軽さが特徴です。展望台へ立ち寄ったあと、道道53号を移動する途中に無理なく組み込める距離感なので、釧路ドライブの途中で気軽に寄り道するスポットとして覚えておくとよいでしょう。
温根内ビジターセンター(鶴居村)|入館無料・木道散策の拠点
道道53号をさらに北へ進むと、鶴居村が管理する温根内ビジターセンターに到着します。鶴居村観光公式サイトおよび釧路湿原国立公園連絡協議会の公式サイトによると、所在地は〒085-1145 阿寒郡鶴居村温根内、電話は0154-65-2323です。
開館時間は4月〜10月が9:00〜17:00、11月〜3月が9:00〜16:00で、休館日は毎週火曜日と年末年始(12月29日〜1月3日)です。入館料は無料で、駐車場は道道53号線沿いに設けられています(台数の記載は確認できませんでした)。館内では湿原の成り立ちや動植物を紹介する展示を見られるほか、周辺には木道が整備され、湿原を間近に観察しながら散策できます。
温根内ビジターセンターは休館日が火曜と決まっている点が、他の展望台と異なる注意点です。平日に訪問する場合は曜日を確認してから出発しましょう。
コッタロ湿原展望台|砂利道の道道1060号沿い・現在は散策路が工事中
コッタロ湿原展望台は、標茶町コッタロ(〒085-1388)に位置する展望台です。釧路・阿寒湖観光公式サイトによると、JR釧路駅から車で約48分、砂利道の道道1060号沿いにある展望台と案内されています。標茶町の観光サイト「とうろ」ページでも、駐車場から徒歩10分ほどで到着でき、駐車場は無料と紹介されています。
訪問前に必ず確認したい注意点があります。 標茶町観光サイトが2026年6月17日付で公開したお知らせによると、コッタロ湿原展望台までの階段および手すり工事のため、令和8年7月上旬(2026年7月上旬)から令和9年1月末(2027年1月末)まで(予定)、展望台までの散策路が通行止めになっています。駐車場とトイレは令和8年10月31日(2026年10月31日)までは利用できると案内されていますが、それ以降の扱いについては記載がありません。この工事期間は2026年9月時点でも継続中とみられるため、訪問前に必ず標茶町観光サイトで最新の状況を確認してください。
道道1060号は釧路湿原の中を通る唯一の道道で、コッタロ湿原展望台周辺は砂利道です。道幅が狭い区間もあるため、対向車とのすれ違いには注意しましょう。なお、釧路総合振興局釧路建設管理部が公開している道道の冬期通行止め・長期通行止めの一覧ページには、2026年9月時点で道道1060号は掲載されていません。冬期の道路状況は変動する可能性があるため、積雪期に訪れる場合は同建設管理部の公式サイトで直近の情報を確認することをおすすめします。
塘路湖畔・サルボ展望台|標茶町側の休憩ポイント
コッタロ湿原展望台から東へ向かうと、標茶町塘路エリアに入ります。標茶町の観光サイト「とうろ」ページによると、この地区にあるサルボ展望台は駐車場から徒歩15分ほどで到着でき、駐車場は無料です。湖を見渡す高台に位置し、塘路湖を眺めながら一休みするのに適したスポットです。
塘路湖周辺はくしろ湿原ノロッコ号の塘路駅にも近く、カヌーツアーの拠点にもなっているエリアです。塘路湖そのものの見どころ・カヌー体験・野鳥観察の詳細は、当サイトの塘路湖の記事で個別に紹介しているので、あわせてご覧ください。
細岡展望台・細岡ビジターズラウンジ|駐車場70台・湿原随一の眺望
コースの締めくくりにおすすめなのが、釧路町にある細岡展望台です。北海道公式観光サイト「HOKKAIDO LOVE!」によると、所在地は北海道釧路郡釧路町字達古武22-9で、駐車場は70台、無料で利用できます。
隣接する細岡ビジターズラウンジは、釧路湿原国立公園連絡協議会の公式サイトによると、開館時間が4月〜9月は9:00〜18:00、10月〜3月は10:00〜16:00です。アクセスはJR釧網本線の釧路湿原駅から徒歩約10分で、駐車場からラウンジを経由して展望台まで歩いて向かう構成になっています。ラウンジには喫茶コーナーやお土産販売もあり、休憩に立ち寄りやすいのが特徴です。
蛇行する釧路川と広大な湿原、遠く阿寒の山並みまで見渡せる眺望は、この周遊コースのハイライトのひとつです。展望台からの景色は時間帯によって表情が変わるため、霧の発生状況もあわせて確認しておくと、当日の見え方をイメージしやすくなります。
半日・1日で回るならどう組み立てる?
展望台ごとの立地を踏まえると、時間に応じて次のように組み立てられます。
半日で回る場合は、釧路市湿原展望台と北斗展望地、温根内ビジターセンター、細岡展望台の4カ所を中心に回るコースが現実的です。釧路市街地から道道53号沿いに北上して湿原展望台エリアを回り、折り返して釧路町の細岡展望台に立ち寄って釧路市街地へ戻る流れです。この4カ所の組み合わせは、当サイトの釧路ドライブコース完全ガイドで紹介している湿原一周コースの骨格とも共通しています。
1日かけて回る場合は、これに標茶町のコッタロ湿原展望台と塘路湖畔・サルボ展望台を加えることができます。ただし前述の通り、コッタロ湿原展望台は現在(2026年9月時点)散策路の工事期間中のため、展望台まで歩いて到達できない可能性があります。駐車場までのアクセスと合わせて、出発前に標茶町観光サイトで状況を確認してから予定に組み込んでください。
ドライブ前に確認しておきたいこと
道道1060号のような砂利道区間を含むコースになるため、車高の低い車や雨天後のぬかるみには注意が必要です。またコッタロ湿原展望台の散策路のように、工事や気象条件で状況が変わるスポットもあるため、出発直前に各施設・観光サイトの最新情報を確認する習慣をつけておくと安心です。
釧路市街地や釧路駅周辺の駐車場事情については、釧路の駐車場事情FAQにまとめています。レンタカーで釧路湿原を回る場合は、事前の予約や車種選びも重要なポイントです。
宿泊を伴う旅程を組む場合は、釧路市街地に宿泊してドライブに出発するプランと、湿原に近いエリアに滞在するプランのどちらも選べます。どちらの場合も、当日の天候や施設の休館日を踏まえて余裕のあるスケジュールを立てることをおすすめします。
Q1. 釧路湿原を車で回るなら何カ所くらい展望台を回れますか?
A: 半日なら釧路市湿原展望台・北斗展望地・温根内ビジターセンター・細岡展望台の4カ所、1日ならコッタロ湿原展望台と塘路湖畔・サルボ展望台を加えた6カ所が目安です
Q2. コッタロ湿原展望台は今すぐ行けますか?
A: 標茶町観光サイトによると2026年7月上旬〜2027年1月末(予定)は階段・手すり工事のため散策路が通行止めです。訪問前に公式サイトで最新状況を確認してください
Q3. 釧路市湿原展望台の駐車場は無料ですか?
A: 普通車108台・大型バス7台・身障者用3台があり、いずれも無料で利用できます
Q4. 温根内ビジターセンターの入館料はいくらですか?
A: 入館無料です。休館日は毎週火曜日と年末年始(12月29日〜1月3日)なので訪問前に確認しましょう
Q5. 細岡展望台の駐車場は何台停められますか?
A: 北海道公式観光サイトによると駐車場は70台で、無料で利用できます
Q6. 釧路湿原道路(道道1060号)は未舗装ですか?
A: コッタロ湿原展望台周辺は砂利道です。道幅が狭い区間もあるため速度を落として走行してください








