鶴居村は、釧路市街から内陸へ向かった先にある、特別天然記念物タンチョウの生息地として知られる村です。釧路空港・釧路市街からは車で40〜50分ほどのエリアに、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリや音羽橋、鶴見台といったタンチョウ観察スポットのほか、温根内ビジターセンター、温泉、特産品を扱う施設が点在しています。この記事では、鶴居村観光協会公式サイト・鶴居村公式サイトの情報をもとに、釧路からのアクセス、主要スポットの開館期間・料金、季節ごとの楽しみ方まで、2026年9月時点でまとめます。
鶴居村ってどんな場所?釧路からのアクセス
鶴居村は釧路市の北に隣接し、釧路湿原国立公園の一部を村域に含む村です。まずは釧路市街・釧路空港からのアクセス方法を押さえておきましょう。
車でのアクセス
鶴居村観光協会公式サイトのアクセス案内によると、たんちょう釧路空港から鶴居村までは車で約30〜40分(案内ページ内では「約40分」とも表記)、JR釧路駅からは車で約50分、道東自動車道の「阿寒インターチェンジ」からは約40分とされています(2026年9月時点)。
訪れる施設によって所要時間の目安は前後します。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの施設公式サイトでは「釧路空港より約40分、JR釧路駅より約50分」、温根内ビジターセンターについては鶴居村観光協会サイトで「JR釧路駅からも、たんちょう釧路空港からも車で約35分」と案内されています。行き先ごとに数字が異なるため、目的地を決めたらその施設のアクセス欄で確認しておくと安心です。
阿寒バス「鶴居線」でのアクセス
公共交通機関では、阿寒バスが運行する路線バス「鶴居線」が釧路駅前と鶴居を結んでいます。阿寒バス公式サイトの路線案内によると、鶴居線は「市立病院前⇔釧路駅前⇔鶴野ニュータウン⇔湿原展望台⇔鶴見台⇔鶴居」の区間を走り、釧路湿原の展望台や鶴見台を経由します。便数は限られるため、乗車前に阿寒バス公式サイトの最新時刻表で運行日と時刻を確認してください。乗車前には阿寒バス公式サイトの時刻表で、当日の本数と時刻を必ず確認してください(2026年9月時点)。
なお阿寒バスでは、釧路発着で鶴居村の温泉入浴券とバス往復をセットにしたチケットも案内されています。詳細は阿寒バス釧路駅前案内所または公式サイトで確認できます。
冬季にレンタカーで鶴居村へ向かう場合は、路面凍結や吹雪への備えが欠かせません。冬道の運転の注意点は「釧路の冬道運転ガイド」で詳しく解説しています。
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鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ|10月1日〜3月30日開館・入館無料
鶴居村を代表するタンチョウ観察スポットが「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」です。所在地は北海道阿寒郡鶴居村字中雪裡南、施設公式サイトによると開館期間は例年10月1日〜3月30日、開館時間は午前9時〜午後4時です。休館日は毎週火曜・水曜と毎月第1木曜(祝日にあたる場合は開館)、12月26日〜1月1日、そして開館期間外となる3月31日〜9月30日です。入館料は無料で、駐車場も無料で利用できます。アクセスの目安は釧路空港から約40分、JR釧路駅から約50分と施設公式サイトに記載されています。
タンチョウの生態や、給餌場に多くの個体が集まる時期、求愛ダンスの見頃については「タンチョウ観察ガイド」で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。開館期間や休館日は変更されることがあるため、訪問前に必ず施設公式サイトで最新情報を確認しましょう。
鶴見台|給餌は11月中旬〜3月初旬、隣接カフェから間近に観察
鶴見台は鶴居村下雪裡にあるタンチョウの観察・給餌スポットで、駐車場も整備されています。鶴居村観光協会公式サイトによると、給餌は例年11月中旬から3月初旬にかけて行われ、100羽以上のタンチョウが集まる時期は朝9時頃と午後1時〜2時頃に給餌が行われることが多いとされています。ただし飛来状況によっては1回しか給餌が行われなかったり、時間が大幅にずれたりすることもあるとの注意書きがあります。問い合わせ先は鶴居村教育委員会(電話0154-64-2050)です。
鶴見台のすぐそばには、給餌場に隣接する「丹頂が見える店 どれみふぁ空」があります。鶴居村観光協会公式サイトによると、営業時間は10:00〜16:00、定休日は火曜(2月は無休)で、2階には丹頂写真家の作品を中心としたギャラリーも併設されています。食事をしながらタンチョウを間近に観察できる、鶴見台ならではの過ごし方です。
先ほど紹介した阿寒バス「鶴居線」も鶴見台を経由するため、車を使わない場合はバスでのアクセスも選択肢になります。
音羽橋|ねぐら立ちの朝と撮影マナー
音羽橋は鶴居村雪裡原野北7線東に架かる橋で、雪裡川で夜を過ごすタンチョウの「ねぐら立ち」を観察できるスポットとして知られています。鶴居村観光協会公式サイトには駐車場があると記載されています。
撮影・観察にあたっては、鶴居村観光協会公式サイトが「場所取り等をする際は周囲への配慮を忘れずに」「大声を出したり、音を立てるなど野生動物を驚かせたり、迷惑になる行為は慎みましょう」と呼びかけています。あわせて鶴居村公式サイトの「タンチョウ観察・撮影ポイント」ページでも、指定された観察エリア以外への立ち入りやフラッシュ撮影を避けるよう案内されています。厳冬期の早朝は多くの観察者・撮影者が集まるため、譲り合いながら静かに観察しましょう。
早朝の気嵐(きあらし)やねぐら立ちの撮影テクニック、機材の防寒対策については「野生動物撮影ガイド」「タンチョウ観察ガイド」で詳しく紹介しています。マイナス15度以下まで冷え込んだ日の朝は、ダイヤモンドダストなど冬限定の自然現象が同時に観察できることもあります。
温根内ビジターセンター|釧路湿原の自然を学ぶ
温根内ビジターセンターは鶴居村温根内にあり、釧路湿原国立公園内の自然について学べる施設です。鶴居村観光協会公式サイトによると、開館時間は4月〜10月が9:00〜17:00、11月〜3月が9:00〜16:00で、休館日は毎週火曜と12月29日〜1月3日です。アクセスはJR釧路駅からも、たんちょう釧路空港からも車で約35分、道道53号線沿いの広い駐車場から3分ほど歩いた場所に施設があります。問い合わせ先の電話番号は0154-65-2323です。
湿原全体の見どころや展望台の比較、カヌー・ノロッコ号など釧路湿原の楽しみ方は「釧路湿原観光ガイド」でまとめています。湿原をドライブで巡る計画を立てる際は、あわせて参考にしてください。
道の駅・温泉・グルメで鶴居村を満喫
鶴居村には、観光の合間に立ち寄れる特産品販売施設や温泉、飲食店もあります。
鶴居村鶴居東1-1-3にある「つるぼーの家」は、鶴居村観光協会公式サイトが「鶴居村の道の駅のような場所」として紹介する2016年オープンの施設です。営業時間は夏期9:00〜18:00、冬期9:00〜17:00で、定休日は冬期のみ月曜です。チーズやヨーグルト、焼き菓子、肉の加工品といった鶴居村の特産品のほか、アイスや焼きたてパン、地元作家のクラフト作品も扱っています。
温泉では、鶴居村鶴居北1丁目5の「グリーンパークつるい」が日帰り入浴に対応した施設です。施設公式サイトによると、ろ過・循環・加水・加熱を一切行わない源泉かけ流しの湯で、和洋メニューのランチは土曜・日曜・月曜のみ11:30〜14:00に営業しています。日帰り入浴の時間・料金は公式サイトに明記がないため、訪問前に電話(0154-64-2221)で確認するのが確実です。このほか鶴居村観光協会公式サイトでは、宿泊施設の「HOTEL TAITO」や「つるいむら湿原温泉ホテル」も温泉施設として紹介されています。
グルメは、前述の鶴見台にある「どれみふぁ空」のほか、乗馬体験ができる鶴居どさんこ牧場にも宿泊施設が併設されており、釧路湿原国立公園内をどさんこ馬で巡るトレッキングとあわせて滞在できます。
季節ごとの鶴居村の楽しみ方
鶴居村は季節によって表情を変えます。冬(11月〜3月)はタンチョウの給餌が行われる時期で、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリや鶴見台に多くの個体が集まり、1〜2月頃には求愛ダンスも見られます。冬の見どころの詳細は「タンチョウ観察ガイド」を、毎年2月に鶴居村で開催される冬祭りは「タンチョウフェスティバル」の記事もあわせてご覧ください。
夏は、釧路湿原国立公園内をどさんこ馬で巡るホーストレッキングが楽しめる季節です。鶴居どさんこ牧場のコース・料金は「釧路の乗馬体験ガイド」で詳しく紹介しています。春・秋は温根内ビジターセンター周辺の湿原散策や、釧路湿原をドライブで巡るコースと組み合わせるのもおすすめです。冬の朝は氷点下ならではの絶景に出会えることもあり、冬の鶴居村観光をより楽しむ計画にも役立ちます。冬以外に鶴居村や道東を旅する計画は「釧路の1月の観光」も参考にしてください。
日帰りと宿泊、どちらが向いている?
鶴居村は釧路市街から車で1時間弱の距離にあるため、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ、鶴見台、音羽橋、温根内ビジターセンターといった主要スポットを1日でまとめて回る日帰りプランも組みやすいエリアです。
一方で、音羽橋のねぐら立ちや鶴見台の朝の給餌をじっくり観察したい場合は、日の出前に現地へ到着する必要があります。釧路市街から早朝に出発するか、鶴居村内や近隣で前泊するかは、観察したい時間帯から逆算して検討するとよいでしょう。鶴居村観光協会公式サイトでは、前述のホテル・温泉旅館のほか、鶴居どさんこ牧場に併設する宿泊施設や「ファームインつるい」なども村内の宿泊先として紹介されています。宿泊施設の料金や空室状況は、各施設の公式サイトで確認してください。
Q1. 鶴居村までのアクセス方法は?
A: 車ならたんちょう釧路空港から約40分、JR釧路駅から約50分が目安です(鶴居村観光協会の案内)。公共交通機関では阿寒バス「鶴居線」が釧路駅前から運行しています
Q2. 鶴居村でタンチョウが見られる場所はどこですか?
A: 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ、鶴見台、音羽橋が代表的な観察スポットです。生態や求愛ダンスの時期は「タンチョウ観察ガイド」で解説しています
Q3. 音羽橋の撮影で気をつけることはありますか?
A: 場所取りの際は周囲へ配慮し、大声や音でタンチョウを驚かせないことが鶴居村観光協会の呼びかけです。指定エリアからの静かな観察を心がけましょう
Q4. 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの開館期間はいつですか?
A: 例年10月1日〜3月30日で、開館時間は9時〜16時、入館は無料です。毎週火・水と毎月第1木曜は休館します
Q5. 鶴居村は日帰りでも楽しめますか?
A: 釧路市街から車で1時間弱のため日帰りも可能です。早朝の音羽橋・鶴見台の観察を狙う場合は前泊も検討しましょう
Q6. 阿寒バス「鶴居線」の本数は多いですか?
A: 阿寒バス「鶴居線」が釧路駅前と鶴居を結んでいますが便数は限られます。運行日と時刻は阿寒バス公式サイトの最新時刻表で確認してください
※本記事の営業時間・料金・運行情報は2026年9月時点で公式サイトから確認できた内容です。変更される場合があるため、訪問前に各公式サイトでの確認をおすすめします。






