浜中町(霧多布)は、釧路市街から車で約80kmの太平洋沿いにある町です(浜中町公式サイト)。霧多布湿原とその周りに点在する霧多布岬・琵琶瀬展望台・アゼチの岬、日帰り入浴できる霧多布温泉ゆうゆ、期間限定の霧多布岬キャンプ場、そして「ルパン三世」原作者モンキー・パンチ氏の出身地としての町並みまで、見どころが一つのエリアにまとまっているのが特徴です。本記事では、浜中町公式サイト・浜中町観光協会公式サイト・霧多布湿原センター公式サイトの情報をもとに、各スポットの所在地・開館時間・料金・アクセスを2026年9月時点で整理しました。厚岸を含めたドライブルートで巡りたい方は「釧路から厚岸・霧多布ドライブガイド」もあわせて参考にしてください。
浜中町ってどんな町?釧路からのアクセス
浜中町公式サイトの人口・世帯数データによると、2026年8月末現在の総人口は5,145人、世帯数は2,610世帯です(前月比9人減)。太平洋に面した霧多布半島を中心に、湿原・海岸・酪農地帯が広がる町で、中心市街地は「霧多布」と呼ばれています。
釧路方面からのアクセスは車が基本です。浜中町公式サイトによると、釧路市街から浜中町までは車で約80kmです。浜中町観光協会公式サイトのアクセス案内では、たんちょう釧路空港から浜中町までは車利用で約100km・1時間38分、中標津空港からは約70km・1時間14分とされています。
公共交通機関では、JR花咲線(根室本線)が利用できます。浜中町公式サイトによると、町内のJR駅は浜中駅・茶内駅・姉別駅の3駅です。既存記事「釧路から厚岸・霧多布ドライブガイド」によると、JR釧路駅から茶内駅までは約60〜80分(運賃1,590円)、茶内駅から町営バス「霧多布湿原線」で霧多布温泉ゆうゆまでは約30分(運賃200円)です。町営バスは便数が限られるため、日程を組む際は浜中町公式サイトの最新時刻表を確認してください。
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霧多布湿原と霧多布湿原センター|開館時間・休館日
霧多布湿原は、釧路湿原に次ぐ北海道第3位の広さを誇る湿原です。その自然を紹介する拠点が「霧多布湿原センター」で、運営はNPO法人霧多布湿原ナショナルトラスト(浜中町観光協会公式サイトより)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 浜中町四番沢20(〒088-1304) |
| 開館時間 | 9:00〜17:00(4〜9月)/9:30〜16:00(10〜3月) |
| 休館日 | 4〜9月は無休/10〜3月は火曜(祝日の場合は翌日休館) |
| 冬季休館 | 1月2日〜1月20日 |
| 電話番号 | 0153-65-2779 |
(霧多布湿原センター公式サイトより。2026年9月時点。最新情報は公式サイトで確認を)
霧多布湿原センター公式サイトによると、湿原には176種類、浜中町全体では844種類を超える植物が確認されており(霧多布湿原 生きものリスト2018より)、確認されている鳥類は293種と、日本全体で確認される約540種の半分ほどが浜中で見られると紹介されています。湿原と海が近接する浜中町ならではの生物多様性がうかがえます。バードウォッチングに関心のある方は「釧路の野鳥観察スポットガイド」もあわせてご覧ください。
浜中町観光協会公式サイトによると、湿原を歩いて楽しめる「琵琶瀬木道」も整備されており、片道500メートルの木道から湿原ならではの植物を観察しながら散策でき、運が良ければタンチョウやエゾシカに出会えることもあるとされています。
霧多布岬(湯沸岬)|ラッコが観察できる岬
浜中町を代表する景勝地が「霧多布岬」で、正式名称は「湯沸岬(とうふつみさき)」です。浜中町公式サイトによると所在地は浜中町湯沸445番地、標高40〜60mのテーブル状の霧多布半島の東側に位置し、太平洋に大きく突き出しています。展望台やキャンプ場があり、沖合約3kmにはアザラシの生息地「帆掛岩」を望めます。先端に立つ湯沸岬灯台は、平成28年(2016年)9月30日に一般社団法人日本ロマンチスト協会から「恋する灯台」として認定されました。
浜中町観光協会公式サイトによると、霧多布岬は「トッカリ(アザラシ)岬」とも呼ばれ、近年は野生のラッコが観察されており、数組の親子を含む十数頭が確認されているとされています。
ラッコ観察の時期とマナー
浜中町公式サイトのラッコ観察ガイドによると、駐車場から岬の先端までは徒歩15〜20分の遊歩道が整備されています。観察に適した時期は空気が澄む春(4〜5月)と秋〜冬(9〜3月頃)で、初夏〜夏は濃霧で観察が難しくなる傾向があります。時間帯は早朝〜午前中や夕方が比較的見つけやすいとされ、双眼鏡は必須の装備です。双眼鏡は霧多布湿原センターで1日100円でレンタルできます。
浜中町は2021年7月に「ラッコ鑑賞に関する自主ルール」を策定しており、(1)船・カヌー等でラッコに近づかない、(2)えさを与えない、(3)大声や騒音を出さない、(4)水面・水中での観察や撮影をしない、(5)湯沸岬・アゼチの岬周辺でドローンを飛行させない、という5点を呼びかけています。野生動物との距離の取り方は「釧路の野生動物ウォッチングガイド」でも詳しく紹介しています。
琵琶瀬展望台とアゼチの岬|湿原と海、ふたつの大パノラマ
霧多布湿原の南の高台にある「琵琶瀬展望台」は、浜中町公式サイト・浜中町観光協会公式サイトによると360度の視界が開けるスポットです。北側には琵琶瀬川が蛇行する霧多布湿原の大パノラマ、南側には太平洋の荒々しい景観が広がり、浜中町観光協会公式サイトでは「国際級との観光評価もある」と紹介されています。
霧多布半島の西の端にある「アゼチの岬」は、浜中町公式サイトによると琵琶瀬湾に突き出た岬で、小島・ゴメ島・嶮暮帰島を望むことができます。夏の昆布漁が盛んな時期には早朝に昆布船の出漁風景を見られることがあり、真夏の落日もすばらしいと案内されています。浜中町観光協会公式サイトでは、周辺の島々に海鳥が営巣する「海鳥の聖地」とも紹介されています。両展望台とも所在地・駐車場の詳細はウェブサイトに記載がないため、訪問前に浜中町役場商工観光課(0153-62-2239)へ確認しておくと安心です。
霧多布温泉ゆうゆ|日帰り入浴の時間・料金
霧多布岬の近くにある日帰り温泉施設が「霧多布温泉ゆうゆ」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 浜中町湯沸432番地 |
| 営業時間 | 10:00〜22:00(入浴受付は21:00まで) |
| 定休日 | 無休 |
| 日帰り入浴料金 | 大人(中学生以上)500円/小人(小学生)250円/乳幼児無料 |
| 電話番号 | 0153-62-3726 |
(浜中町公式サイト・浜中町観光協会公式サイトより。2026年9月時点。最新情報は公式サイトで確認を)
浜中町観光協会公式サイトによると、入浴だけでなくレストランでの食事やショッピングも楽しめる施設で、後述する霧多布岬キャンプ場を利用する際の受付窓口も兼ねています。釧路周辺の日帰り温泉を比較したい方は「釧路の日帰り温泉ガイド」もあわせてご覧ください。
霧多布岬キャンプ場|2026年の利用期間・料金
霧多布岬に隣接するキャンプ場が「霧多布岬キャンプ場」です。浜中町公式サイトが公開している令和8年度版「利用の手引き」によると、2026年の利用期間・料金は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用期間 | 2026年6月10日(水)〜10月12日(月) |
| バンガロー予約受付開始 | 5月29日(金)から |
| 予約・問い合わせ先 | 霧多布温泉ゆうゆ(0153-62-3726・受付10:00〜17:00) |
| テント泊 | 無料(利用申込書の記入・利用許可証の掲示が必要) |
| バンガロー利用料 | 1棟1泊1,760円+宿泊税1人100円 |
| バンガロー時間 | チェックイン14:00〜19:00/チェックアウト〜10:00 |
(浜中町公式サイト「霧多布岬キャンプ場の利用の手引き(令和8年度版)」より。2026年9月時点。最新情報は公式サイトで確認を)
受付場所はキャンプ場内の管理棟ではなく、霧多布温泉ゆうゆです。テントサイトへの車の乗り入れはできず、車中泊者は道路側駐車場を利用します。ペット同伴の場合はテントサイトへの入場ができないため、ペット用バンガローまたはペット用テントサイトを利用する案内になっています。浜中町公式サイトによると、ドッグランは令和5年度に運用を終了しており、再開予定は現状ないとのことです。このほか浜中町観光協会公式サイトでは、JR浜中駅から車で約4分の「MO-TTOかぜてキャンプ場」も町内のキャンプ場として紹介されています。釧路周辺のキャンプ場を比較したい方は「釧路のキャンプ場ガイド」も参考にしてください。
ルパン三世の町・浜中|モンキー・パンチ氏の出身地
浜中町は「ルパン三世」の原作者モンキー・パンチ氏の出身地です。公式サイト「ルパン三世 宝島プラン」(浜中町役場商工観光課が運営)によると、町内にはルパン三世のキャラクターが登場するオリジナルラッピングの列車やハイヤーが運行しています。
浜中町観光協会公式サイトの案内では、2021年4月に浜中町総合文化センター内に「モンキー・パンチ コレクション」が開設され、作品世界を紹介する展示が見られるほか、複製原画展や声優が出演するトークイベントを行う「ルパン三世フェスティバル in 浜中町」も開催されています(開催情報は公式サイト・公式SNSで確認を)。JR駅舎の装飾や仮想店舗(居酒屋やバー)などルパン三世のキャラクターが町内各所に点在しており、記念撮影スポットとしても案内されています。オリジナルグッズも制作・販売されています。
散布・浜中の海産物
浜中町東部の散布(ちりっぷ)地区は漁業の盛んな集落で、浜中町観光協会公式サイトのおみやげ情報には、浜中漁業協同組合(霧多布東1条1丁目21番地)、散布漁業協同組合(火散布188番地)のほか、昆布を扱う「こんぶ娘の工房」(丸山散布2丁目60番地)などが紹介されています。浜中町を代表する海産物であるウニについては、「浜中のウニガイド」で詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
季節ごとの浜中町の楽しみ方
浜中町公式サイトのラッコ観察ガイドによると、霧多布岬でのラッコ観察に適した時期は空気が澄む春(4〜5月)と秋〜冬(9〜3月頃)で、初夏〜夏は濃霧が発生しやすく観察が難しくなる傾向があります。
浜中町観光協会公式サイトのイベント案内によると、5月下旬には浜中桜公園で「はまなか桜まつり」、9月下旬には「霧多布神社例大祭」、10月上旬には海産物をメインとした「きりたっぷ岬まつり」が案内されています。いずれも2026年の具体的な開催日は、浜中町観光協会公式サイトで発表され次第ご確認ください。
浜中町を巡るなら|厚岸・釧路とあわせて
浜中町は、釧路市街から厚岸を経由して向かうルートが一般的です。厚岸の道の駅や愛冠岬、あやめヶ原とあわせて日帰りで巡りたい方は「釧路から厚岸・霧多布ドライブガイド」、厚岸町の見どころを詳しく知りたい方は「厚岸町観光ガイド」も参考にしてください。霧多布湿原センター・霧多布岬・琵琶瀬展望台の開館時間・所在地といった数値は、いずれの記事も同じ公式情報にもとづいています。
Q1. 浜中町(霧多布)までのアクセス方法は?
A: 車なら釧路市街から約80kmが目安です(浜中町公式サイト)。公共交通機関ではJR花咲線で茶内駅または浜中駅まで行き、町営バスに乗り継ぐ方法があります
Q2. 霧多布岬でラッコは必ず見られますか?
A: 見られることがありますが、確実ではありません。浜中町公式サイトによると空気が澄む春(4〜5月)や秋〜冬(9〜3月頃)が観察に適した時期とされ、双眼鏡の利用がすすめられています
Q3. 霧多布湿原センターの開館時間・休館日は?
A: 4〜9月は9:00〜17:00、10〜3月は9:30〜16:00開館です。休館日は10〜3月の火曜(祝日の場合は翌日)と1月2日〜1月20日の冬季休館です
Q4. 霧多布温泉ゆうゆの日帰り入浴料金は?
A: 大人(中学生以上)500円、小人(小学生)250円、乳幼児は無料です。営業時間は10:00〜22:00で無休です(浜中町・浜中町観光協会公式サイトより)
Q5. 霧多布岬キャンプ場はいつ利用できますか?
A: 2026年は6月10日(水)から10月12日(月)までの期間限定開設です。テント泊は無料、バンガローは1棟1泊1,760円と宿泊税100円がかかります(浜中町公式サイトより)
※本記事の開館時間・料金・利用期間は2026年9月時点で公式サイトから確認できた内容です。変更される場合があるため、訪問前に浜中町公式サイト・浜中町観光協会公式サイト・霧多布湿原センター公式サイトでの確認をおすすめします。








