屈斜路湖の湖畔には、無料で入れる露天風呂が点在しています。弟子屈町の温泉案内にも「屈斜路湖畔の周囲には無料の露天風呂がいくつか点在」と書かれています。
この記事では、摩周湖観光協会などの公式情報で確認できた「コタンの湯」「池の湯」「砂湯」「和琴温泉」の4か所を、料金・利用時間・混浴の有無・冬の様子で整理しました(2026年10月30日時点)。
釧路からは日帰りで3湯めぐりもできます。屈斜路湖そのものの見どころは屈斜路湖観光ガイド、弟子屈町全体の温泉は弟子屈の温泉めぐりと弟子屈町の日帰り温泉一覧も参考にしてください。
屈斜路湖の無料露天風呂4か所の比較
4か所とも料金は無料で、利用は24時間です。違いは湯船の造り、男女の分かれ方、湯温の管理にあります。
| 名称 | 所在地 | 料金 | 利用時間 | 男女の分かれ方 | 泉質 |
|---|---|---|---|---|---|
| コタンの湯 | 弟子屈町屈斜路古丹 | 無料(北海道観光振興機構) | 24時間(湯温管理11:00〜15:00・金曜は16時から) | 男女別の脱衣所あり。浴槽は中央の岩で分かれ、基本は混浴 | ナトリウム-炭酸水素塩泉 |
| 池の湯 | 弟子屈町屈斜路湖池の湯 | 無料(摩周湖観光協会) | 24時間・定休日なし | 男女別の簡素な脱衣所あり | ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 |
| 砂湯 | 弟子屈町屈斜路湖畔砂湯 | 無料(摩周湖観光協会) | 24時間・定休日なし | 砂浜を掘って湯を出す(脱衣所の記載なし) | ナトリウム・炭酸水素塩泉 |
| 和琴温泉 | 弟子屈町屈斜路湖畔和琴 | 無料(北海道観光振興機構) | 24時間・定休日なし | 脱衣所はあるが完全な混浴 | 単純温泉(中性低張性高温泉) |
出典は摩周湖観光協会の各施設ページです。池の湯・砂湯は協会が無料と明記しています。コタンの湯と和琴温泉の料金は協会のページに記載がなく、北海道観光振興機構の観光情報に無料とあります。
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コタンの湯|白鳥と同じ目線で入る石造りの露天風呂
屈斜路古丹にあるコタンの湯は、石造りの湯船で、湯面は屈斜路湖の湖面とほぼ同じ高さだと摩周湖観光協会が紹介しています。
利用時間と湯温管理(11:00〜15:00)
入浴は24時間できます。ただし湯温の管理は11:00〜15:00の間だけです。金曜日は清掃のため、16時から利用できます。
混浴かどうか|水着・タオルは可
湯船の中央にある大きな岩で、浴槽は男女に分かれています。ただし基本的には混浴の扱いで、男女別の脱衣所があります。
水着の着用や、タオルを巻いての入浴もできると案内されています。
駐車場と冬の白鳥
北海道観光振興機構の情報では、駐車場は5台で無料です。冬はシベリアから白鳥が飛来し、雪の中で白鳥と同じ目線で入浴できると紹介されています。
JR川湯温泉駅から車で約20分です(同機構)。問い合わせは弟子屈町役場観光商工課(015-482-2940)です。
池の湯|池のように大きな湯船の開放的な露天風呂
池の湯は、湖畔の森の中で湧く温泉を生かした、簡素で開放的な露天風呂です。料金は無料、利用は24時間で定休日はありません。
湯温は少々ぬるめで、ゆっくり長く入れると紹介されています。男女別の簡素な脱衣所があります。
地元の方が定期的に清掃していますが、時間帯や場所によっては藻が浮き、石が滑りやすいことがあるとの注意書きがあります。足元に気をつけてください。
国道から砂利道に入り、湖畔の森へ進む場所にあり、近くに松浦武四郎の歌碑があります。
砂湯|砂を掘って自分で作る露天風呂
砂湯は、屈斜路湖畔の砂浜を掘ると湯が出て、自分で露天風呂を作る場所です。料金は無料、利用は24時間で、定休日はありません。
泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉です。湯船が用意されたコタンの湯や池の湯とは、楽しみ方が違います。
湖畔にはキャンプ場のRECAMP砂湯と、レストハウス「レタラチップ」があります。営業時間や料金は屈斜路湖観光ガイドにまとめています。
和琴温泉|和琴半島の三日月形の露天風呂
和琴温泉は、屈斜路湖の南に突き出た和琴半島にあります。摩周湖観光協会によると、利用は24時間で定休日なし、泉質は単純温泉(中性低張性高温泉)です。
脱衣所はありますが、完全な混浴です。湖へ流れ出る量を土嚢で調整することで、湯温を変えられるとされています。
自然情報の問い合わせは和琴フィールドハウス(015-484-2835・4月下旬〜10月末)、環境省の阿寒摩周国立公園管理事務所(015-483-2335)です。
釧路からのアクセス|車なら弟子屈町市街まで約80分
弟子屈町公式サイトによると、釧路市から弟子屈町の市街地までは車でおよそ80分です。屈斜路湖畔へは、そこからさらに北上します。
電車の場合、阿寒摩周国立公園広域観光協議会によるとJRで釧路駅から摩周駅まで約75〜80分(出典により異なる)、川湯温泉駅まで約1時間35分です。
川湯エコミュージアムセンターによると、砂湯へは期間限定の「えこパスポート」以外に公共バスがなく、ツアーや貸切車などが必要とされています。
車で行く場合の路面状況は弟子屈の路面凍結予報、服装は弟子屈の服装ガイドで出発前に確認できます。
モデルコース|釧路発日帰りで3湯めぐり
釧路市街を朝に出発し、コタンの湯の湯温管理時間(11:00〜15:00)に合わせて組む例です。公式に確認できる所要時間は、釧路市から弟子屈町の市街地までの車でおよそ80分だけです。
| 時間帯 | 場所 | 滞在目安 | メモ |
|---|---|---|---|
| 朝 | 釧路市街を出発 | 車でおよそ80分(弟子屈町の市街地まで) | 弟子屈町市街から湖畔へはさらに北上 |
| 11:00〜15:00の間 | コタンの湯 | 約1時間 | 湯温管理の時間内に入る。金曜は16時からのため別の湯を先にする |
| 昼〜午後 | 池の湯 | 約1時間 | ぬるめの湯。藻で石が滑りやすいことがある |
| 午後 | 砂湯 | 約1時間 | 砂を掘って湯を出す。レストハウス「レタラチップ」の営業は8:00〜17:00(7・8月は18:00まで) |
| 帰路 | 和琴温泉(時間があれば) | 約1時間 | 完全な混浴。脱衣所あり |
滞在時間は編集部の組み立て例で、公式の数値ではありません。湖畔の各場所の間の移動時間は公式ページに記載がないため、地図アプリで確認してください。
冬の屈斜路湖|白鳥と全面結氷
摩周湖観光協会によると、屈斜路湖は12月頃から結氷が進み、3月頃まで全面が凍ります。全面結氷する湖としては日本一の大きさとされています。
砂湯は温泉熱のため、厳寒期でも凍らない場所だと紹介されています。シベリアから渡るオオハクチョウが群れで休む光景が、冬の名物です。
川湯エコミュージアムセンターによると、白鳥は秋ごろに北海道へ飛来するとされ、屈斜路湖は越冬地であり、南への中継地でもあるとされています。時期の目安は釧路の白鳥観察ガイドにまとめています。
コタンの湯でも、冬は目の前に白鳥が浮かぶと摩周湖観光協会が紹介しています。池の湯・砂湯・和琴温泉は24時間利用できると案内されていますが、冬の積雪時の状況は公式ページに記載がありません。
季節別の楽しみ方
| 季節 | 楽しみ方 | 確認できる公式情報 |
|---|---|---|
| 春〜夏 | 和琴半島の自然探勝路、砂湯のキャンプ場 | 和琴自然探勝路は総延長約2.5km・所要30〜40分。RECAMP砂湯の2026年の営業期間は4月24日〜11月23日 |
| 秋 | 白鳥の飛来が始まる | 白鳥は秋ごろに北海道へ飛来(川湯エコミュージアムセンター) |
| 冬 | 凍らない水面の白鳥、全面結氷、御神渡り | 12月頃から結氷、3月頃まで全面が凍る。コタンの湯は白鳥と同じ目線で入浴できると紹介 |
春〜夏の詳細は屈斜路湖観光ガイドにまとめています。川湯温泉の入浴施設は川湯温泉観光ガイド、釧路市内の日帰り温泉は釧路の日帰り温泉ガイドも参照してください。
最新状況
コタンの湯・池の湯・砂湯・和琴温泉の利用時間、料金は2026年10月30日に摩周湖観光協会などの公式ページで確認した内容です。冬期の積雪や湯の状態は公式に記載がないため、出発前に弟子屈町役場観光商工課(015-482-2940)へ確認してください。
Q1. 屈斜路湖の露天風呂は本当に無料ですか?
A: 池の湯・砂湯は摩周湖観光協会が無料と明記しています。コタンの湯と和琴温泉は、北海道観光振興機構の情報で無料とされています
Q2. コタンの湯は混浴ですか?水着は着られますか?
A: 中央の大きな岩で浴槽が男女に分かれていますが、基本的には混浴の扱いです。水着の着用やタオルを巻いての入浴もできると案内されています
Q3. コタンの湯は夜も入れますか?
A: 入浴は24時間可能ですが、湯温の管理は11:00〜15:00の間のみです。金曜日は清掃のため16時から利用できます
Q4. 屈斜路湖の温泉は冬も入れますか?
A: 池の湯・砂湯・和琴温泉は24時間の利用と案内され、コタンの湯は冬に白鳥と同じ目線で入浴できると紹介されています。積雪時の状況は公式に記載がないため、出発前に弟子屈町役場観光商工課へ確認してください
Q5. 釧路から屈斜路湖まではどれくらいかかりますか?
A: 弟子屈町公式サイトによると、釧路市から弟子屈町の市街地まで車でおよそ80分です。屈斜路湖畔へはそこからさらに北上します








