釧路⇔札幌の移動手段を一覧比較|JR・飛行機・バス・車
釧路から札幌へ、あるいは札幌から釧路へ向かう場合、選択肢はJR特急おおぞら・飛行機(釧路空港⇔新千歳空港)・都市間高速バス・自家用車の4つです。所要時間を優先するか、運賃を抑えるか、車窓や自由度を取るかで最適な手段は変わります。本記事ではそれぞれの所要時間・本数・運賃の目安・割引きっぷの有無・向いている人・冬季の遅延リスクを、JR北海道・北海道中央バス・阿寒バス・NEXCO東日本など各社公式の情報にもとづいて比較します。
移動手段の比較一覧(2026年9月時点の目安)
| 手段 | 所要時間の目安 | 運行本数 | 運賃の目安(片道) |
|---|---|---|---|
| JR特急おおぞら | 約3時間54分〜4時間28分 | 1日6本 | 乗車券+指定席特急券で片道10,320円(2026年9月時点・割引きっぷあり) |
| 飛行機+JR(新千歳〜札幌) | 空路の所要時間は公式で要確認+新千歳空港〜札幌駅は電車で約40分 | 空路の便数は公式で要確認 | 空路運賃は時期変動、要公式確認 |
| 都市間バス(スターライト釧路号) | 夏季 約5時間35分〜55分/冬季 約6時間05分〜25分 | 1日4便(予約制) | ネット予約で片道4,290〜7,200円 |
| 自家用車(道東道経由) | 高速区間(札幌北IC〜阿寒IC)で約3時間55分+市街地の一般道走行 | ― | 高速料金6,010円+燃料費 |
以降の見出しで、それぞれの手段を詳しく見ていきます。市内での移動を含めた交通全般は釧路の交通ガイド、首都圏・関西からのアクセスは釧路へのアクセス完全ガイド、釧路と札幌の暮らしの違いは釧路 vs 札幌 完全比較ガイドも参考にしてください。
スポンサーリンク
JR特急おおぞら|所要時間・本数・運賃と割引きっぷ
JR北海道公式の時刻表(下り「おおぞら・とかち」)によると、札幌〜釧路を結ぶ特急おおぞらは1日6本(おおぞら1・3・5・7・9・11号)が運行しています。札幌発は始発が6:48、最終が19:39で、釧路からの上りも同数の6本です。
所要時間は列車によって差があり、最も速い「おおぞら7号」で3時間54分、最も時間がかかる「おおぞら3号」で4時間28分です。JR北海道は2025年のダイヤ改正でおおぞら7号を速達化しており、以前の4時間25分から31分短縮されています。時間に正確で、車窓から十勝平野や釧路湿原を眺められるのが特急おおぞらの特徴です。
運賃と割引きっぷ:JR北海道公式の運賃検索(2026年9月時点)では、釧路〜札幌の乗車券7,150円+指定席特急料金3,170円で片道10,320円です(同検索の表示距離は348.5km)。最新の運賃はJR北海道公式の運賃・料金検索(jrhokkaidonorikae.com)で確認してください。
割引きっぷとしては、JR東日本の予約サイト「えきねっと」限定の**「特急トクだ値1」「特急トクだ値14」**が用意されており、特急おおぞらも対象列車です。普通車指定席のみが対象で、列車・区間・座席数が限定されるため、満席になると購入できません。発売期間は「特急トクだ値1」が乗車日1か月前10:00〜乗車日前日23:50まで、「特急トクだ値14」が乗車日1か月前10:00〜乗車日14日前23:50までです。利用するには事前の会員登録(無料)が必要で、通常のきっぷと変更・払い戻しの条件が異なるため、えきねっとの案内で確認してから予約しましょう。
札幌からも釧路からも同じ本数・同じ仕組みで利用でき、旅行・帰省どちらの方向でも使い勝手は変わりません。釧路駅を起点とした鉄道旅の楽しみ方は釧路の鉄道ガイドも参考にしてください。
飛行機|釧路空港⇔新千歳空港と新千歳〜札幌の移動
釧路市公式サイトによると、たんちょう釧路空港には**釧路―新千歳線(全日本空輸=ANA)**が就航しています。具体的な便数・所要時間はたんちょう釧路空港公式のフライトスケジュールページで日ごとに確認する形式のため、本記事では就航の事実のみお伝えします。渡航当日の便数・時刻は必ず空港公式サイトまたはANA公式サイトで確認してください。
新千歳空港に到着(または新千歳空港から出発)する場合、新千歳空港公式サイトによると、新千歳空港からJR札幌駅までは電車で約40分です。空港連絡バスも運行されていますが、時間を優先するなら鉄道が有利です。
飛行機ルートは「釧路空港⇔新千歳空港」の空路と「新千歳空港⇔札幌駅」の鉄道を乗り継ぐ形になるため、トータルの所要時間は空路の所要時間・待ち時間・乗り継ぎ時間を合わせて見積もる必要があります。羽田・関西など道外からのアクセスまで含めた全体像は釧路へのアクセス完全ガイドにまとめています。
都市間高速バス「スターライト釧路号」|所要時間・運賃・予約方法
札幌〜釧路を結ぶ都市間高速バスは、阿寒バス・北海道中央バス・くしろバスが共同運行する**「スターライト釧路号」です。北海道中央バス公式サイトによると、札幌駅前発は7:40・11:10・15:10・17:10の1日4便**が運行しています。
所要時間は季節で変わり、夏季は約5時間35分〜55分、冬季は約6時間05分〜25分と、冬は最大で50分ほど長くなります。運賃はインターネット予約の場合、大人片道4,290〜7,200円(学生3,860〜6,480円)、電話・窓口予約の場合は大人一律7,200円(学生6,480円)です。トイレ付き・1人掛け3列シート・無料Wi-Fiなど、長時間乗車を想定した車内設備も備えています。
このバスは完全予約制で、当日いきなり乗車券を買って乗るスタイルではありません。乗車日の2か月前から予約でき、コンビニ(ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン)や電話、インターネットで購入できます。北海道中央バス公式は「乗車日の4日前までの購入」を案内しているため、旅程が決まったら早めに予約しておくのが安心です。
JRより時間はかかりますが運賃を抑えられる選択肢で、釧路発・札幌発どちらの方向にも同じ本数・同じ仕組みで利用できます。
自家用車|道東道経由の距離・料金・所要時間
自家用車で移動する場合、多くのドライバーが利用するのが道東自動車道です。NEXCO東日本公式の料金・ルート検索(ドラぷら)で札幌北IC〜阿寒IC間を検索すると、距離は約278.9km、通常料金・ETC料金とも6,010円、所要時間の目安は約3時間55分という結果が得られました(検索条件により多少前後します)。
この所要時間・料金はあくまで高速道路のIC間(札幌北IC〜阿寒IC)の値です。阿寒ICから釧路市街地までは一般道の走行が別途必要になるため、実際の移動時間は高速区間の所要時間より長くなります。逆方向(釧路→札幌)でも走行距離・料金の考え方は同じです。
ETCを利用すると、土日祝日や深夜の割引が適用される制度がNEXCO各社にあります。適用条件や割引率は変更されることがあるため、出発前にNEXCO東日本公式サイトの料金・ルート検索で最新の条件を確認してください。市街地でのドライブや観光ルートの組み立ては釧路ドライブガイド・釧路ツーリングルートもあわせてご覧ください。
目的別|どの移動手段が向いているか
- 時間を優先したい人:所要時間が読みやすく本数もあるJR特急おおぞらが基本の選択肢です。空路(釧路空港⇔新千歳空港)を使えば、区間によってはさらに短縮できる可能性がありますが、空港までのアクセス時間や乗り継ぎも考慮して比較しましょう。
- 運賃を抑えたい人:都市間バス「スターライト釧路号」のネット予約や、JRの「特急トクだ値」の活用が候補になります。ただしバスは完全予約制、トクだ値は列車・区間・座席数が限定される点に注意が必要です。
- 車窓の景色を楽しみたい人:特急おおぞらは十勝平野や釧路湿原の車窓が魅力です。時間に余裕があれば鉄道旅がおすすめです。
- 現地で車を使いたい人・荷物が多い人:自家用車での移動が向いています。道東道経由でも高速区間だけで約4時間近くかかるため、休憩を挟みながらの移動計画を立てましょう。
冬季の遅延・運休リスクと備え
冬季(おおむね12月〜3月)は、いずれの移動手段も夏季より所要時間が延びたり、運行に影響が出たりする可能性があります。都市間バス「スターライト釧路号」の所要時間が冬季に夏季より最大50分ほど長く設定されているのは、積雪・路面凍結による遅延を見込んだダイヤです。自家用車で道東道を利用する場合も、大雪・吹雪の際は速度規制や通行止めが発生することがあるため、出発前に道路管理者の公式サイトで通行状況を確認してください。冬道の運転そのものに不安がある方は、釧路の冬道運転ガイドも事前に読んでおくと安心です。
JR特急おおぞらも大雪の影響で遅延・運休が発生することがあります。時刻厳守が必要な移動(出張・乗り継ぎがあるフライト前など)の場合は、公式サイトで当日の運行状況を確認し、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
宿泊・体験の予約について
札幌〜釧路の移動に時間がかかることを踏まえ、日帰りではなく1泊以上の行程を組む場合は、釧路駅周辺や阿寒湖・摩周湖方面など、目的に合わせて宿泊エリアを選ぶと移動の負担を減らせます。観光と組み合わせる場合は、道東道経由でのドライブや、湿原・湖を巡る体験プランと合わせて宿泊先を検討するとよいでしょう。
まとめ
釧路⇔札幌の移動は、時間重視ならJR特急おおぞら(1日6本・所要3時間54分〜4時間28分)、運賃重視なら都市間バス「スターライト釧路号」(1日4便・完全予約制)、現地での自由度重視なら自家用車(道東道の高速区間で約3時間55分・約279km)が基本の選択肢です。飛行機(釧路空港⇔新千歳空港+新千歳〜札幌駅の鉄道)も選択肢の一つですが、空路の便数・所要時間は公式サイトでの直前確認が欠かせません。いずれの手段も、特に冬季は公式の運行状況・道路情報を出発前にチェックしてから移動計画を立ててください。
移住・出張・観光それぞれの視点でのアクセス比較は釧路へのアクセス完全ガイド、釧路市内での移動手段は釧路の交通ガイドもあわせてご覧ください。
Q1. 釧路から札幌までJRでどのくらいかかりますか?
A: 特急おおぞらで最短3時間54分、最長4時間28分、1日6本運行しています(JR北海道公式時刻表・2026年9月時点)
Q2. 釧路〜札幌のJR特急に割引きっぷはありますか?
A: えきねっと予約限定の「特急トクだ値1」「特急トクだ値14」があり、特急おおぞらも対象です。列車・区間・座席数が限定されるため、設定内容はJR北海道公式サイトで確認してください
Q3. 釧路から札幌へ飛行機で行けますか?
A: 釧路空港と新千歳空港を結ぶANA運航の路線があります。新千歳空港からはJRで札幌駅まで約40分です(釧路市公式・新千歳空港公式)
Q4. 釧路〜札幌の都市間バスの運賃はいくらですか?
A: 阿寒バス・北海道中央バス・くしろバス共同運行の「スターライト釧路号」はネット予約で片道4,290〜7,200円、完全予約制です(北海道中央バス公式・2026年9月時点)
Q5. 車で釧路から札幌まで行く場合の距離と料金は?
A: 道東道の札幌北IC〜阿寒IC間は約279km、通常料金6,010円、所要時間の目安は約3時間55分です(NEXCO東日本公式・2026年9月時点)
Q6. 冬に釧路〜札幌を移動するときの注意点はありますか?
A: JR・バス・車のいずれも積雪や路面凍結で遅延や所要時間の延びが起こりうるため、出発前に各社・道路管理者の公式情報で運行状況を確認しましょう




