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釧路から根室・納沙布岬へ日帰り

国道44号・JR花咲線・バスで行く

釧路から根室・納沙布岬への日帰り方法を紹介。国道44号で約124km、JR花咲線で釧路駅から約150分など、根室市・根室市観光協会・JR北海道の公式情報にもとづいて距離・所要時間・見どころをまとめました。

本土最東端・納沙布岬の灯台と根室海峡の眺め

Photo: CapeNosappu / Wikimedia Commons

編集部
くしろポータル編集部

釧路市・釧路町在住の編集部が一次情報・公的機関データをもとに執筆。編集方針

この記事のポイント

  • 1釧路から根室市街までは国道44号で約124km。納沙布岬へはさらに根室駅から約22km・車で約30分(根室市観光協会公式)
  • 2JR花咲線は釧路駅→根室駅が約150分、都市間バス「特急ねむろ号」は片道大人2,860円(2026年4月1日改定)
  • 3納沙布岬は本土最東端で明治5年点灯の北海道最古の灯台があり、北方館・望郷の家(ともに入館無料)が隣接する

釧路から根室・納沙布岬へは、日帰りで訪ねられる距離です。北海道開発局釧路開発建設部によると、釧路市を起点に根室市へ至る国道44号は延長約124kmの主要幹線道路で、車のほかJR花咲線・都市間バスでもアクセスできます。本記事では、釧路から根室市街・本土最東端の納沙布岬までの行き方を車・鉄道・バスの3通りで比較し、納沙布岬や根室市内の見どころ、日帰りプラン例を根室市・根室市観光協会などの公式情報にもとづいて紹介します。

釧路から根室・納沙布岬への行き方|車・JR花咲線・都市間バスを比較

釧路から根室方面への主な交通手段は、車(国道44号)、JR花咲線、都市間バス「特急ねむろ号」の3つです。それぞれの特徴を簡単に整理すると次の通りです。

交通手段釧路〜根室の目安特徴
車(国道44号)距離約124km(釧路市〜根室市)自分のペースで根室市街・納沙布岬まで直接移動できる
JR花咲線(根室本線)釧路駅→根室駅 約150分一日に走る本数が限られている(根室市公式)
都市間バス「特急ねむろ号」大人片道2,860円(2026年4月1日改定)根室交通とくしろバスの共同運行。非予約制

いずれの手段でも根室市街までは日帰り圏内です。納沙布岬まで足を延ばす場合は、根室駅からさらに路線バスまたは車での移動が必要になります。それぞれの詳細を次の見出しから紹介します。

車で行く|国道44号のルートと距離

北海道開発局釧路開発建設部の道路事業概要ページによると、国道44号は釧路市を起点に根室市へ至る延長約124kmの主要幹線道路です。釧路市街から根室方面へ向かうドライブルートとしては、釧路発ツーリングルート釧路ドライブコースでも紹介している国道44号を東へ進むルートが基本になります。厚岸・浜中方面を経由するルートについては、釧路から厚岸・霧多布ドライブガイドもあわせて参考にしてください。

根室市公式サイトによると、根室市内には「E44根室道路」という地域高規格道路の一部区間があり、温根沼IC〜根室ICの延長7.1kmが令和2年3月22日14時に開通しています。国道44号の一部としてこの区間も走行することになります。

給油スタンドの数や具体的な位置は公式情報での確認ができなかったため本記事では詳しく触れませんが、根室市街を出た先は施設が少なくなる区間があるため、根室市街で給油を済ませておくと安心です。冬季の路面状況・積雪については、釧路の冬道ドライブ対策で装備や運転の注意点を紹介しているので、出発前に確認しておきましょう。

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JR花咲線・都市間バスで行く|所要時間と本数の目安

車を使わない場合は、JR花咲線または都市間バスで根室市街まで移動できます。

JR花咲線(根室本線)

根室市観光協会公式サイトのアクセス案内によると、JR花咲線は釧路駅から根室駅まで約150分です。根室市が運営する花咲線の公式案内でも「一日に走る本数が限られている」路線と紹介されており、日帰りで計画する場合は往復の時刻を事前にJR北海道公式サイトで確認しておく必要があります。車窓からは根室海峡沿いの景色を楽しめる区間もあり、鉄道の旅として人気がある路線です。

都市間バス「特急ねむろ号」

根室市公式サイトによると、根室交通とくしろバスの共同運行による都市間バス「特急ねむろ号」は、平日2往復・土日祝日1往復で運行されています。根室交通公式サイトの運賃表では、2026年4月1日改定の運賃として大人片道2,860円・往復5,480円、小人片道1,430円・往復2,740円と案内されています。非予約制のため、満席時は乗車できない場合がある点に注意してください。所要時間は運行日・便によって異なるため、正確な時刻は根室交通公式サイトの時刻表で確認するのが確実です。

いずれの方法で根室駅まで到着しても、そこから納沙布岬へはさらに移動が必要です。次の見出しで納沙布岬までのアクセスを紹介します。

納沙布岬|本土最東端の灯台と望郷の岬公園

根室市観光協会公式サイトによると、納沙布岬は「最も早く朝日と出会える場所」として知られる日本本土最東端の岬です。先端には明治5年に点灯された北海道最古の灯台が立ち、北緯43度23分07秒・東経145度49分01秒に位置します。所在地は根室市納沙布で、駐車場は無料で利用できます。晴れた日には根室海峡越しに北方領土を望める場所としても知られています。

岬の一角にある「望郷の岬公園」(根室市納沙布36-6)には、北方領土返還を願うモニュメント「四島のかけ橋」があります。根室市公式サイトによると、底辺の長さ35m・高さ13m・幅3〜5m・重量171トンという大きなモニュメントで、あわせて「祈りの火」も設置されています。

北方館・望郷の家|開館時間と入館料

望郷の岬公園に隣接して、北方領土に関する資料を展示する2つの施設があります。根室市観光協会公式サイトでは、いずれも「北方領土問題の発生の状況や歴史的経緯などの資料を展示」する施設として紹介されています。

施設名所在地開館時間休館日入館料
北方館(北方領土資料館)根室市納沙布岬33番地29:00〜17:0011〜4月の毎週水曜無料
望郷の家根室市納沙布36番地69:00〜17:00(11月1日〜2月28日は16:30閉館)11〜4月の毎週月曜・12月29日〜1月3日無料

根室市公式サイトによると、望郷の家は5〜10月は無休で開館しています。両施設とも入館無料で、納沙布岬観光とあわせて立ち寄りやすい施設です(2026年9月時点。最新の開館状況は根室市公式サイトで確認を)。

根室駅から納沙布岬へのアクセス

根室駅から納沙布岬までは、路線バスまたは車で移動します。

根室交通公式サイトの時刻表ページによると、根室駅前バスターミナルから納沙布岬を結ぶ「納沙布線」の乗車時間は47分です。2026年4月1日からの料金表では、根室駅前ターミナル〜納沙布岬間のお得な往復乗車券が2,460円で用意されています。

車で向かう場合は、根室市観光協会公式サイトのよくある質問ページによると、JR根室駅からおよそ22km・車でおよそ30分が目安です。バス・車のどちらも根室駅を起点に30〜50分程度を見ておくとよいでしょう。

根室市内の見どころ

納沙布岬だけでなく、根室市内にも公式サイトで確認できる見どころがあります。

根室市が運営する「根室市歴史と自然の資料館」(根室市花咲港209番地)は、9:30〜16:30開館、休館日は月曜・祝日(月曜が祝日の場合は翌日も休館)と年末年始(12月29日〜1月3日)、入館は無料です。JR根室駅からバスまたはタクシーで約10分の距離にあります。

もう一つの見どころが「明治公園」です。根室市公式サイトによると、開拓使根室牧畜場の跡地にあたるこの公園は「日本の歴史公園100選」に2006年10月27日付で選定されており、園内に残るサイロ3基は2007年11月30日に「近代化産業遺産」として認定されています。

道東の自然や野生生物に関心がある方は、根室方面まで足を延ばす道東周遊の一環として、釧路発クジラ・イルカ・海鳥ウォッチングガイドで紹介している根室市落石のネイチャークルーズもあわせて検討してみてください。

根室のご当地グルメ|花咲ガニ・エスカロップ

根室を訪れたら味わっておきたいのが、花咲ガニとエスカロップです。

エスカロップは、根室市観光協会公式サイトによると、農林水産省が公募した「北海道郷土料理38選」に選ばれたご当地グルメです。1969年創業の「食事と喫茶どりあん」など、市内の店舗で味わえます。

花咲ガニは、根室駅前で40年にわたり青果・カニを販売する「かさい商店」で、茹でたてを店内で味わうことができます。根室市観光協会公式サイトのメニュー案内では、花咲ガニは1,500円からとされています。

秋にサンマの祭りを目当てに根室を訪れる場合は、根室さんま祭りの日程とアクセスもあわせてチェックしておくと、日帰りプランを立てやすくなります。

釧路発 日帰りモデルプランと注意点

車を利用する場合、釧路市街から根室市街までは国道44号で約124km、根室市街から納沙布岬までは車で約30分(根室駅基準・根室市観光協会公式)です。移動時間の目安をもとに、次のような日帰りプランを組み立てられます。

  1. 釧路市街を出発(国道44号を東へ)
  2. 根室市街に到着後、根室市歴史と自然の資料館または明治公園に立ち寄る
  3. 納沙布岬へ移動し、望郷の岬公園・北方館・望郷の家を見学
  4. 根室市街に戻り、花咲ガニやエスカロップなど根室グルメで昼食・休憩
  5. 国道44号で釧路市街へ戻る

公共交通機関を利用する場合は、JR花咲線または都市間バス「特急ねむろ号」で根室駅まで移動し、根室駅前から路線バス「納沙布線」(乗車時間47分)に乗り継ぐ形になります。花咲線・都市間バスとも本数が限られているため、日帰りで計画する場合は往復の時刻を事前にJR北海道・根室交通の公式サイトで確認し、乗り継ぎに無理がないか事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

冬季は路面凍結のおそれがあるため、車で向かう場合はスタッドレスタイヤの装備を確認し、道路情報は出発前に公式情報で確認してください。冬道の運転に不慣れな場合の注意点は、釧路の冬道ドライブ対策でまとめています。

日帰りでの周遊が基本のコースですが、時間に余裕を持たせたい場合は根室市街や周辺エリアでの宿泊も選択肢になります。宿泊施設を探す際は、根室駅周辺や納沙布岬に近いエリアなど、当日の行程に合わせて立地を選ぶとよいでしょう。

Q1. 釧路から根室までは車でどのくらいかかりますか

A: 北海道開発局釧路開発建設部によると、釧路市を起点に根室市へ至る国道44号は延長約124kmです。正確な所要時間は道路状況により変わるため、出発前に道路情報を確認してください

Q2. 釧路から根室までJR花咲線でどのくらいかかりますか

A: 根室市観光協会公式サイトによると、釧路駅から根室駅まで約150分です。一日に走る本数が限られているため、往復の時刻は事前にJR北海道公式サイトで確認しましょう

Q3. 釧路から根室へバスで行く方法はありますか

A: 根室交通とくしろバスが共同運行する都市間バス「特急ねむろ号」があります。平日2往復・土日祝日1往復で、大人片道運賃は2026年4月1日改定で2,860円です。非予約制のため満席時は乗車できないことがあります

Q4. 根室駅から納沙布岬までのアクセス方法は

A: 根室交通の路線バス「納沙布線」で乗車時間47分、または車で根室駅からおよそ22km・約30分が目安です(根室市観光協会公式)

Q5. 納沙布岬の北方館・望郷の家は入館料がかかりますか

A: いずれも入館無料です。北方館は11〜4月の毎週水曜、望郷の家は11〜4月の毎週月曜が休館日です。祝日の扱いは根室市公式サイトで確認してください

Q6. 釧路から根室・納沙布岬は日帰りできますか

A: 車・JR花咲線・都市間バスのいずれでも日帰りは可能です。ただし花咲線・都市間バスは本数が限られるため、往復の時刻を事前に確認してから計画するのがおすすめです

知っておきたいポイント

  • 1国道44号は釧路市を起点に根室市へ至る延長約124kmの主要幹線道路。給油は根室市街で済ませておくと安心
  • 2JR花咲線は釧路駅→根室駅が約150分で、一日に走る本数が限られている路線。往復の時刻は事前にJR北海道公式サイトで確認しよう
  • 3都市間バス「特急ねむろ号」は非予約制のため、満席時は乗車できない場合がある。運行時刻は根室交通公式サイトで確認を
  • 4北方館は11〜4月の毎週水曜、望郷の家は11〜4月の毎週月曜が休館日。祝日の扱いは公式サイトで確認し、訪問日が休館日と重ならないか事前に確認しよう

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この記事の信頼性について

著者

くしろポータル編集部

最終更新

2026-09-16

出典の最終確認

2026-09-16

本記事は北海道釧路市・釧路町を生活拠点とするくしろポータル編集部が、釧路在住者の視点で執筆。公的機関の一次情報・現地確認・公式サイト・在住者の経験を基にリサーチし、 固有名詞・数値は公式サイト等の一次情報で確認し、確認に使った情報源は下の「参考にした公式情報」に掲載しています。詳しい品質管理プロセスは編集方針をご覧ください。

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