観光

釧路の2月観光ガイド

気温・服装・タンチョウ求愛ダンスと冬まつり

釧路の2月は気象庁平年値で平均気温−4.3℃と1年で最も寒さが厳しい月。防寒の服装の目安と、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ公式が案内する求愛ダンスの見頃、くしろ冬まつり・阿寒湖氷上フェスティバルなど2026年の主要イベントを一次情報にもとづいて解説します。

2月の釧路湿原で求愛ダンスを披露するタンチョウ

Photo: 鶴居村の丹頂鶴(Tanchyo in Tsurui) - panoramio / Wikimedia Commons

編集部
くしろポータル編集部

釧路市・釧路町在住の編集部が一次情報・公的機関データをもとに執筆。編集方針

この記事のポイント

  • 1気象庁平年値で釧路の2月は平均気温−4.3℃・最低気温平均−9.4℃と、1年で最も冷え込みが厳しい月
  • 2鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ公式サイトによると、2月中旬から求愛ダンスが盛んに見られるようになる
  • 3くしろ冬まつり(2月7・8日)、冬華美(2月1日〜)、タンチョウフェスティバル(2月22日)など主要な冬イベントが集中(2026年実績)

釧路の2月観光は、気象庁の平年値(1991〜2020年)で平均気温が−4.3℃まで下がる、1年でもっとも寒さが厳しい時期に行われる旅です。その代わり、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの公式サイトが案内する「2月中旬から盛んになる求愛ダンス」や、くしろ冬まつり・阿寒湖氷上フェスティバルといった冬の主要イベントが集中する、道東の冬を最も濃密に味わえる月でもあります。この記事では、気温データ・服装の目安・タンチョウ観察・イベント日程・アクセスの注意点まで、公式情報にもとづいて整理しました。

釧路の2月はどんな季節?1年で最も寒さが厳しい月

気象庁の平年値(釧路地方気象台・1991〜2020年)によると、釧路の2月の**平均気温は−4.3℃**です。1月の平均気温−4.8℃とほぼ同水準で、2月は1年を通して最も冷え込みが厳しい時期にあたります。日中の最高気温の平均は−0.1℃と、日中でも氷点下から抜け出さない日が多いのが特徴です。

一方で、太平洋側に位置する釧路は日本海側の道内他地域と比べて積雪量が少なく、晴天率が高いのも2月の特徴です。空気が澄んだ晴天の日には、釧路湿原一面の雪原と青空のコントラストが際立ち、冬ならではの澄んだ景色を楽しめます。観光客が減る時期でもあるため、人気スポットを比較的静かに巡れるのも2月ならではのメリットです。

気温データで見る釧路の2月(気象庁平年値)

気象庁の平年値(1991〜2020年)から、1月・2月・3月の気温を比較すると、2月がどの程度厳しい寒さの月なのかがよくわかります。

平均気温最高気温平均最低気温平均
1月−4.8℃−0.2℃−9.8℃
2月−4.3℃−0.1℃−9.4℃
3月−0.4℃3.3℃−4.2℃

(出典:気象庁・釧路地方気象台 平年値、1991〜2020年)

2月の降水量の平年値は24.8mmで、1月(40.4mm)・3月(55.9mm)と比べると1年でもっとも少ない月です。降雪量の合計は27cm(最深積雪26cm)で、1月(32cm)よりやや少ない水準です。太平洋側特有の「雪が少なく晴れる冬」を数値で裏付ける結果と言えます。より詳しい月別の気温・降水量データは釧路の気温|年間平均・月別データ・冬の寒さと服装の目安にまとめているので、あわせて確認してください。

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2月の釧路旅行の服装・持ち物

平均最低気温が−9.4℃まで下がる2月は、1年でもっとも入念な防寒対策が必要な時期です。次のような3層構造を基本にしましょう。

  • インナー:ヒートテックなどの保温性のある下着
  • ミドルレイヤー:フリースやダウンベストなど保温性のある一枚
  • アウター:防風・防水性能のある厚手のダウンジャケットやスキーウェア
  • 足元:防寒ブーツ。路面凍結に備えて滑り止め付きのソールを選ぶ
  • 小物:手袋・マフラー・ニット帽・使い捨てカイロ(貼るタイプ・靴用など複数種類)

屋外でのタンチョウ観察やイベント鑑賞では立ち止まっている時間が長くなりがちです。カメラやスマートフォンのバッテリーは低温で消耗が早くなるため、予備を体温で温めておくと安心です。車で観光する場合はスタッドレスタイヤの装着が前提になる時期のため、レンタカーを利用する際は装着状況を予約時に確認しておきましょう。

タンチョウ観察の最大の見どころ|2月中旬から求愛ダンスが本格化

2月は、タンチョウ観察のハイライトを迎える月です。日本野鳥の会が運営する鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリは、公式サイトによると開館期間が10月1日〜3月30日、開館時間は午前9時〜午後4時で、入場は無料です。給餌は11月〜3月に行われ、公式サイトでは12月上旬ごろに始まると案内されています。

同サイトでは、**「2月中旬頃からオスとメスの求愛ダンスが盛んにみられるようになります」**と明記されており、2月は求愛ダンスの見頃が本格化するタイミングにあたります。首を上下に振りながら翼を広げ、鳴き交わすつがいの姿は、雪原を舞台にした自然のパフォーマンスです。休館日は毎週火・水曜日と毎月第1木曜日のため、訪問日を決める際は事前に確認しておきましょう。

阿寒国際ツルセンター(阿寒町)でも冬季の給餌観察ができます。施設公式サイトによると、朝の給餌はおおむね8時頃に行われるとの案内がありますが、時期や天候によって変わるため、訪問前に公式サイトまたは電話(0154-66-4011)での確認が確実です。求愛ダンスの観察スポットや撮影のコツは、タンチョウ観察ガイドで詳しく解説しています。

SL冬の湿原号・氷上アクティビティで楽しむ2月の釧路

2月は、冬季限定で運行される観光列車「SL冬の湿原号」のシーズン中にあたります。運行期間や時刻表は年によって発表時期が異なるため、最新の運行日・予約方法はSL冬の湿原号ガイド|予約方法・座席の選び方で確認してください。

阿寒湖は冬になると全面結氷し、湖上でのアクティビティが楽しめる「あいすランド阿寒」が営業します。釧路・阿寒湖観光公式サイトによると、営業期間は例年1月1日〜3月31日(氷の状況により変動)、営業時間は8:00〜16:00、所在地は釧路市阿寒町阿寒湖温泉2丁目7-1です。わかさぎ釣り・アイススケート・バナナボート・スノーバギーなどの体験ができ、JR釧路駅から車で約80分、釧路空港から車で約60分でアクセスできます。具体的な料金や当日の営業状況は公式サイトで確認しましょう。

くしろ冬まつり・冬華美・タンチョウフェスティバル|2月の主要イベント

2月の釧路・道東エリアは、冬の主要イベントが集中する時期です。2026年の開催実績は次のとおりです。

イベント名2026年の日程会場
くしろウインターパーク20261月17日〜2月8日の金・土・日KKSコンベンションセンター前庭
くしろ冬まつり2月7日(土)・8日(日)釧路港耐震・旅客船ターミナル
阿寒湖氷上フェスティバル「冬華美」2月1日(日)〜3月1日(日)※花火のみ3月15日まで延長阿寒湖氷上
タンチョウフェスティバル(第37回)2月22日(日)11:00〜14:00鶴居村総合センター前庭

くしろ冬まつりは釧路市公式観光サイトによると釧路港耐震・旅客船ターミナル(釧路市幸町4-1)で開催され、JR釧路駅から車で約6分、釧路空港から車で約28分です。チューブスライダーや氷雪像、もちまき大会などの催しが行われ、入場は無料(一部催事は有料)です。詳しくは釧路氷まつり(くしろ冬まつり)|日程・見どころ完全ガイドで解説しています。

**阿寒湖氷上フェスティバル「冬華美」**は、釧路・阿寒湖観光公式サイトによると氷上会場での開催期間が2月1日〜3月1日で、花火は毎晩開場19:30・歓迎セレモニー19:45〜、打ち上げ20:00からです。3月2日〜15日は氷上には上がれないものの花火のみ延長されます。詳細は阿寒湖氷上フェスティバル(冬華美)|日程・アクセス完全ガイドをご覧ください。

鶴居村のタンチョウフェスティバルは、村公式サイトによると2026年は第37回として2月22日(日)11:00〜14:00に鶴居村総合センター前庭で開催されました。タンチョウの鳴き声コンテストなど、来場者参加型の催しが特徴です。会場そのものではタンチョウを観察できないため、タンチョウフェスティバル|鶴居村の冬の丹頂鶴まつりガイドで、あわせて楽しめる観察スポットも確認しておくとよいでしょう。

なお2月14日はバレンタインデーにもあたり、市内の洋菓子店やショッピングモールが華やぐ時期でもあります。詳しくは釧路のバレンタイン・ホワイトデー完全ガイドで紹介しています。いずれのイベントも次回2027年シーズンの日程は例年秋から冬にかけて各主催者の公式サイトで発表されるため、旅行時期が近づいたら最新情報を確認してください。

アクセス・宿泊の注意点

たんちょう釧路空港には、釧路市公式サイトによると釧路−東京(羽田)線(JAL・ANA・AIRDOの共同運航を含む)、釧路−新千歳線(ANA)、釧路−丘珠線(JAL)が就航しており、季節便も運航しています。空港公式サイトのよくある質問ページでは、運航状況や欠航・遅延に関する最新情報は各航空会社の公式サイトで確認するよう案内されています。2月は大雪や吹雪による運航への影響も考えられるため、帰りの便には余裕を持った日程を組んでおくと安心です。

車で移動する場合、2月の道東は路面凍結やブラックアイスバーンのリスクが高い時期です。冬道の運転に不慣れな場合は、冬道運転の注意点を確認したうえで、スタッドレスタイヤの装着と余裕を持った運転を心がけましょう。

宿泊は釧路市街のホテルのほか、阿寒湖温泉や鶴居村周辺の宿を組み合わせるプランも人気です。イベントが集中する2月上旬〜中旬の週末は宿が混み合いやすいため、日程が決まり次第、早めに宿泊エリアを検討しておくと安心です。旅程の組み立てには、冬の釧路の楽しみ方野生動物の撮影スポットもあわせて参考にしてください。1月・3月に釧路を訪れる場合は、釧路の1月観光ガイド釧路の3月観光ガイドも参考になります。

Q1. 釧路の2月の気温はどれくらいですか

A: 気象庁平年値で平均気温−4.3℃、最高気温平均−0.1℃、最低気温平均−9.4℃です。1年でもっとも寒さが厳しい時期にあたります

Q2. 釧路で2月にタンチョウの求愛ダンスは見られますか

A: 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ公式サイトによると、2月中旬から求愛ダンスが盛んに見られるようになります

Q3. 2月の釧路旅行におすすめの服装は?

A: ヒートテックなどの保温インナーにフリース、防風・防水のダウンジャケットを重ねる3層構造が基本です。防寒ブーツと手袋、カイロも用意しましょう

Q4. くしろ冬まつり2026はいつ開催されましたか

A: 2026年2月7日(土)・8日(日)に釧路港耐震・旅客船ターミナル(釧路市幸町4-1)で開催されました。次回2027年の日程は公式サイトで発表されます

Q5. 阿寒湖の冬華美はいつまで見られますか

A: 2026年は氷上会場での開催が2月1日〜3月1日で、花火のみ3月15日まで延長されました。氷上に上がれるのは3月1日までです

Q6. 2月の釧路空港は欠航しやすいですか

A: 空港公式サイトは冬季の運航状況について各航空会社の公式サイトで確認するよう案内しています。大雪や吹雪の影響が考えられるため、帰りの便には余裕を持った日程がおすすめです

知っておきたいポイント

  • 1気象庁平年値で2月の釧路は平均気温−4.3℃、最低気温平均−9.4℃と1年で最も寒さが厳しい月。3層構造の防寒が基本
  • 2鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ公式サイトによると、2月中旬からタンチョウの求愛ダンスが盛んに見られるようになる
  • 3くしろウインターパーク2026は1月17日〜2月8日の金土日、くしろ冬まつりは2月7日・8日開催。会場が異なるため訪問先を混同しないよう注意
  • 4阿寒湖のあいすランド阿寒は例年1月〜3月に営業(氷の状況により変動)。ワカサギ釣りやバナナボートは防寒装備で楽しみたい

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この記事の信頼性について

著者

くしろポータル編集部

最終更新

2026-09-16

出典の最終確認

2026-09-16

本記事は北海道釧路市・釧路町を生活拠点とするくしろポータル編集部が、釧路在住者の視点で執筆。公的機関の一次情報・現地確認・公式サイト・在住者の経験を基にリサーチし、 固有名詞・数値は公式サイト等の一次情報で確認し、確認に使った情報源は下の「参考にした公式情報」に掲載しています。詳しい品質管理プロセスは編集方針をご覧ください。

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