釧路で注意したい虫と時期
釧路市の公式サイトで個別の案内があるのは、スズメバチとマイマイガです。マダニは厚生労働省と北海道が注意を呼びかけています。
この記事は、これらの公式ページに書かれている内容だけをまとめています。夏の暮らし全般は釧路の夏の暮らし、気温の目安は気候データを参照してください。
虫の種類と時期
| 虫 | 時期(公式の記載) | 公式の案内 | 出典 |
|---|---|---|---|
| スズメバチ | 5月頃に女王バチが巣作りを始め、釧路市では6月頃から活動を確認。夏から秋に攻撃性が高まる | 市は個人の住宅・敷地の巣を撤去しない | 釧路市 |
| マダニ | 春から秋にかけて活動 | 肌の露出を減らす。咬まれたら無理に引き抜かず皮膚科へ | 厚生労働省 |
| マイマイガ | 記載なし | 市内で発生を確認。市は駆除・除去を行わない | 釧路市 |
マダニによる感染症について、北海道は毎年ライム病や新興回帰熱などの患者が発生していると案内しています。ダニ媒介脳炎は道内でのみ患者の報告があり、死亡例もあります。
対策の手順
スズメバチに出会ったとき
釧路市の案内では、冬眠から覚めた女王バチが一匹で巣作りを始め、夏から秋に働きバチが増えて巣が大きくなります。巣が大きくなるほど攻撃性が高まります。
- ハチが寄ってきても、手で払ったり走ったりしない
- 静かにその場を離れる
- 家や車に入ってきたら、窓を開けて外に出るのを待つ(ハチは明るい方へ向かう習性がある)
- 巣を見つけても、家庭用の殺虫剤で駆除しない(危険なため)
- 敷地内の巣は、所有者または管理者が駆除業者に依頼する
木の幹や枝にハチが集まっていても営巣が確認できない場合は、時期が過ぎるまで近づかず刺激しないよう案内されています。
ハチに刺されたときの注意
釧路市のページには、応急処置の記載はありません。強い痛みや腫れのほか、じんましんや動悸などのアレルギー反応が出ることがあると書かれています。
重い場合は、呼吸困難や意識障害を伴うアナフィラキシーショックという危険な状態になるとされています。体調に異変を感じたら釧路の医療機関を受診してください。
マダニに咬まれないために
厚生労働省は、野外で肌の露出を減らすことを勧めています。具体的には次のとおりです。
- 長袖・長ズボンを着て、シャツをズボンの中に入れる
- ズボンの裾を靴下や長靴の中に入れる
- サンダルは避け、足を覆う靴を履く
- 帽子や手袋を着け、首にタオルを巻く
- 明るい色の服を選ぶ(マダニを見つけやすくなる)
- 屋外活動の後は入浴し、体を確認する
虫除け剤を服の上から使うと、補助的な効果が期待できるとされています。
マダニに咬まれたとき
マダニは数日、ときに10日以上も吸血を続けることがあり、咬まれても気づかない場合があります。厚生労働省は、次の対応を案内しています。
- 無理に引き抜かない(口の部分が皮膚に残って感染したり、体液を逆流させたりするおそれがある)
- 皮膚科を受診し、除去と洗浄を受ける
- 数週間は体調の変化に注意する
- 発熱などの症状が出たら医療機関を受診する
マイマイガについて
釧路市は市内での発生を確認しており、駆除や除去を行っていません。各自で対応することになります。
生態や防除の方法は、市のページが案内する北海道立総合研究機構 林業試験場の資料(「マイマイガの生態・被害・防除」とそのQ&A)を参照してください。
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屋外に出る前に用意するもの
マダニ対策として、厚生労働省が挙げている服装を基準にします。
- 長袖・長ズボン
- 足を覆う靴(サンダルは避ける)
- 帽子
- 手袋
- 首に巻くタオル
- 虫除け剤(服の上から使う補助的な対策)
釧路湿原・阿寒湖・摩周湖周辺の草地を歩く日も、同じ考え方で準備できます。
ヒグマに出会わないために
湿原や山林に入る前に、ヒグマの出没情報も確認してください。釧路市は、出没情報や注意看板がある場所には立ち入らないよう案内しています。
出会わないための対策(釧路市)
- 山林では単独行動を避け、集団で行動する
- 鈴など音の出るものを身につけ、見通しの悪い場所では笛を使う
- 早朝、日没後、濃霧や雨の時は山林に入らない
- 山林での飲食は控え、残飯やごみは持ち帰る
- 食べ物や生ごみを屋外に置かない
- 可燃ごみは前日ではなく、収集当日の朝に出す(釧路のごみ収集参照)
遭遇したときの対応(釧路市)
- 慌てず落ち着いて行動する。走って逃げると追いかけられるおそれがある
- ヒグマが気づいていない場合は、静かに立ち去る
- 距離が近い場合は、視線をそらさずゆっくり後退する
- 子グマを見かけたら、近くに母グマがいるため刺激せず静かに離れる
- 持ち物を取られても、取り返そうとしない
ヒグマの姿や足跡を見かけたら、すぐに連絡するよう案内されています。連絡先は下の表のとおりです。
窓口・相談先
| 相談内容 | 窓口 | 電話 | 備考 |
|---|---|---|---|
| スズメバチ | 釧路市 市民環境部 環境保全課 環境衛生係 | 0154-31-4533 | 市は巣の撤去を行わない。市の専用フォームからも問い合わせ可 |
| マイマイガ | 釧路市 環境保全課 自然保護係 | 0154-31-4594 | 市は駆除・除去を行わない |
| 住まいの衛生害虫 | 釧路保健所(釧路総合振興局 保健行政室)生活衛生課 | 0154-65-5811 | 平日8時45分〜17時30分。専門家が常駐する施設ではなく、害虫を特定できない場合がある |
| ヒグマの目撃(釧路地区) | 釧路市 環境保全課 自然保護係 | 0154-31-4594 | 開庁時間は月〜金曜の8時50分〜17時20分 |
| ヒグマの目撃(阿寒地区) | 阿寒町行政センター 市民課 環境係 | 0154-66-2211 | 同上 |
| ヒグマの目撃(音別地区) | 音別町行政センター 市民課 環境係 | 01547-6-2231 | 同上 |
| ヒグマの目撃(閉庁時) | 釧路市役所代表/釧路警察署 | 0154-23-5151/0154-23-0110 | 夜間・休日は市役所代表 |
出典:釧路市「スズメバチ」「マイマイガについて」「ヒグマに注意!」、北海道 釧路総合振興局「環境衛生に関する相談」
住まいでの害虫駆除を業者に頼む場合は、釧路の生活サービスも参考にしてください。
最新状況
釧路市内のヒグマ出没情報は随時更新されます。2026年10月6日更新分では、音別町あけぼのの工場敷地内でヒグマの糞が見つかっています。北海道は、2026年9月1日〜10月31日を「秋のヒグマ注意特別期間」としています。
よくある質問
Q1. 釧路市はスズメバチの巣を撤去してくれますか?
A: 市は個人の住宅や敷地内の巣の撤去を行っておらず、巣がある場所の所有者または管理者が駆除業者に依頼します。
Q2. 釧路でスズメバチはいつ頃から活動しますか?
A: 釧路市の案内では、5月頃に女王バチが巣作りを始め、市内では6月頃から活動が確認されています。
Q3. マダニに咬まれたら自分で取ってもよいですか?
A: 厚生労働省は、無理に引き抜くと口の部分が皮膚に残るおそれがあるため、皮膚科で除去と洗浄を受けるよう案内しています。
Q4. 家の中の害虫はどこに相談できますか?
A: 住まいの衛生害虫は釧路保健所 生活衛生課(0154-65-5811)で相談を受けていますが、専門家が常駐しておらず、害虫を特定できない場合があります。
Q5. ヒグマと出会ってしまったらどうすればよいですか?
A: 釧路市は、慌てず走って逃げず、距離が近い場合は視線をそらさずにゆっくり後退するよう案内しています。





