釧路の港町を背景にしたテイクアウトグルメのイメージ
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釧路テイクアウトおすすめ店10選|地元名店のお持ち帰りグルメ完全ガイド

釧路でテイクアウトできる名店をジャンル別に厳選紹介。ザンギ発祥の鳥松、ザンタレ発祥の南蛮酊、スパカツ発祥のレストラン泉屋、釧路ラーメンのまるひら・銀水・河むらなど、地元で愛される実店舗のお持ち帰りグルメを徹底ガイドします。

編集部
くしろポータル編集部

釧路市・釧路町在住の編集部が一次情報・公的機関データをもとに執筆。編集方針

公開: |最終確認:

この記事のポイント

  • 1釧路にはザンギ発祥「鳥松」、ザンタレ発祥「南蛮酊」、スパカツ発祥「レストラン泉屋総本店」など発祥店が集積、テイクアウトも対応
  • 2釧路ラーメンは「まるひら」「銀水」「河むら」が三大名店、弁当工房引田屋「いわしのほっかぶり寿司」は1987年から続く名駅弁
  • 3和商市場の勝手丼やフィッシャーマンズワーフMOOの港の屋台など、選んで持ち帰る楽しさも釧路ならでは

釧路テイクアウトおすすめ店の選び方

本記事に記載した店舗情報・価格・営業時間は執筆時点のものです。最新情報や持ち帰り対応の可否は、各店舗の公式サイト・SNS・電話で事前にご確認ください。

釧路は北海道有数の港町であり、ザンギやスパカツ、釧路ラーメン、海鮮丼など個性豊かなご当地グルメが数多く存在します。「釧路 テイクアウト」と検索する方は、観光中の食事を移動先で楽しみたい方、ホテルでゆっくり味わいたい方、地元の名物を自宅に持ち帰りたい方など目的はさまざまです。

本記事では、価格や流行ではなく**「実際に長年営業を続けている発祥店・老舗・地元で愛される名店」**を軸にテイクアウト対応の店舗を紹介します。観光客が安心して訪れることができ、釧路の食文化そのものを体験できる店だけを厳選しました。

なお釧路のテイクアウト文化全般については別記事で詳しく解説していますので、ジャンル別の俯瞰が知りたい方はあわせてご覧ください。

ザンギ発祥の店「鳥松」-- 元祖の味を持ち帰る

釧路市栄町にある**鳥松(とりまつ)**は、北海道の郷土料理「ザンギ」発祥の店として全国的に知られています。元々は焼鳥店として営業していましたが、当時としては珍しかった冷凍鶏を一羽丸ごと骨付きでぶつ切りにし、唐揚げ風に揚げたのが「ザンギ」の始まりとされています。

看板メニューは創業時から続く骨付きザンギ。ウスターソースをベースに各種スパイスを合わせた秘伝のタレに付けて食べるスタイルが特徴です。価格は骨付きザンギで580円前後と良心的。店内はコの字カウンターで地元常連客で賑わいます。

テイクアウトは2人前から対応しているため、ホテルでゆっくり味わいたい場合や、ザンギ発祥の味をお土産代わりに持ち帰りたい場合に最適です。営業は夕方17時以降のため、夜のテイクアウトとして覚えておくと便利でしょう。

  • 所在地: 釧路市栄町3-1
  • 営業時間: 17:00〜(深夜)/日曜定休
  • 詳細はザンギの記事もあわせて参照

ザンタレ発祥「南蛮酊」-- 釧路町の名物テイクアウト

釧路郡釧路町遠矢にある南蛮酊(なんばんてい)は、揚げたてのザンギに甘酢ベースのタレをたっぷりかけた「ザンタレ」発祥の店です。1980年(昭和55年)頃の創業当初、アイスホッケー選手向けにボリューム満点の宴会料理として提供していたものが、定食・テイクアウトメニューとして大ブレイクし、今では来店客の8割以上が注文する看板メニューとなっています。

ピリ辛タレの「カラタレ」もファンが多く、ザンギ単体とは違う甘酸っぱさ・スパイシーさが楽しめるのが特徴です。釧路市街から少し車を走らせる立地ですが、テイクアウト対応もしているため、観光ドライブの帰路に立ち寄って持ち帰る方も少なくありません。

  • 所在地: 釧路郡釧路町遠矢
  • ザンタレ発祥店として釧路町を代表する飲食店

ザンギ弁当の定番「ヤムヤム」-- ふたが閉まらないボリューム

**ヤムヤム(YamYam)**は、釧路市内に複数店舗を展開するローカル弁当チェーンです。「ふたが閉まらないザンギ弁当」をキャッチフレーズに、テイクアウト需要に特化した展開で釧路市民の日常食として定着しています。ザンギ弁当のほか、釧路ご当地グルメのスパカツ弁当、カレー、幕の内など弁当バリエーションも豊富です。

釧路発のローカルブランドとして帯広や札幌にも進出しており、観光客が「釧路らしいザンギ弁当を気軽に持ち帰りたい」場合の有力な選択肢になります。

  • 釧路市内: 海運店、昭和店ほか複数店舗
  • ザンギ弁当を中心とした弁当・テイクアウト専門業態

スパカツ発祥「レストラン泉屋総本店」-- 100年フード認定の名物

釧路市末広町のレストラン泉屋総本店は、釧路ご当地グルメ「スパカツ」発祥の洋食店です。1959年(昭和34年)創業。寒さの厳しい釧路で温かい料理を最後まで楽しめるよう、熱々の鉄板に太麺スパゲティ・トンカツ・ミートソースを盛り付けたのがスパカツの始まりとされ、2023年には文化庁「100年フード」にも認定された釧路を代表する一皿です。

鉄板での提供が真骨頂のため、テイクアウトでは熱々感の再現が難しい面があります。しかし弁当版や持ち帰り対応をしている店舗もあるため、興味がある方は事前に電話で問い合わせるのが確実です。店内では幣舞橋至近という立地から、観光と組み合わせて訪れる方も多くいます。

  • 所在地: 釧路市末広町2-28
  • 営業時間: 11:00〜21:00
  • 詳細はスパカツの記事もあわせて参照

釧路ラーメン老舗「まるひら」-- カツオ香る塩・醤油

釧路市浦見のラーメンまるひらは、1959年創業、釧路ラーメンを語るうえで外せない老舗です。澄んだスープからふわっとカツオの風味が立ち上がる醤油・塩のシンプルな2種類のみの構成で、釧路ラーメンの特徴である細ちぢれ麺とのバランスは多くの食通から支持されています。

営業時間が9:30〜15:00と短く、定休日も水曜・第2第4木曜と独特なため、訪問前のスケジュール確認が必須です。テイクアウト対応の有無や、麺・スープの持ち帰り提供については店舗に直接ご確認ください。釧路ラーメンを自宅でも味わいたい方には、土産物店で販売されている釧路ラーメンの乾麺・生麺セットも選択肢になります。

釧路ラーメンの本流「銀水」と暖簾分け「河むら」

釧路市末広町の**銀水(ぎんすい)**は、釧路ラーメン本流の流れを汲む老舗で、自家製麺を丹念に手もみで仕上げた細ちぢれ麺と、鶏ガラベースのあっさり醤油スープが特徴です。釧路駅から徒歩圏内というアクセスの良さも観光客にとって嬉しいポイントです。

その銀水で20年修業して独立したのが、北大通沿いに店を構える河むら。2004年には「札幌ら〜めん共和国」にも出店し、釧路ラーメンを市外に広めた先駆け的存在です。伝統を守りながら飽きのこない味を提供しています。

ラーメンは性質上テイクアウトの相性に注意が必要ですが、釧路ラーメンはあっさり系のためスープが伸びにくく、持ち帰り提供をしている店舗を選べばホテル部屋食やお土産としても楽しめます。

  • 銀水: 釧路市末広町
  • 河むら: 釧路市北大通

駅弁の名作「弁当工房引田屋」-- いわしのほっかぶり寿司

釧路市新富士町の弁当工房引田屋は、釧路駅名物駅弁「いわしのほっかぶり寿司」を製造する老舗弁当工房です。1987年に開発されたこの駅弁は、脂ののった釧路産イワシを酢〆にし、薄切り大根を白い手ぬぐいで頬被りしたかのように被せたユニークな見た目が特徴。テレビ番組「マツコの知らない世界」で取り上げられたこともある全国区の駅弁です。

シリーズには「いわし」「サバ」「いわし&サバ」「いわし&サーモン」の4種があり、価格は2025年時点で1,380円。釧路駅では「釧路市水産加工業協同組合直売店」で販売されています。観光土産・帰路の駅弁・持ち帰りギフトとして抜群の存在感を放つ一品です。

  • 所在地: 釧路市新富士町5丁目
  • 釧路駅でも購入可能(取扱所要確認)

自分で作る海鮮丼「釧路和商市場」-- 勝手丼の発祥地

JR釧路駅から徒歩約5分の釧路和商市場は1954年創業、北海道三大市場のひとつに数えられる釧路の台所です。市場名物の**「勝手丼」**は、まず惣菜店で白米または酢飯を購入し、市場内の鮮魚店を回ってサーモン・いくら・ホタテ・カニ・ウニなど好きなネタを少量ずつ載せていく自分好みの海鮮丼。市場中央に飲食スペースが用意されているため、その場で食べるのも、テイクアウトとして容器に詰めて持ち帰るのも自由です。

価格は選ぶネタの種類と量で決まるため、千円台から数千円まで予算に応じてコントロールできます。観光客はもちろん、地元の方も日常的に利用する市場で、釧路の海の幸を最も「自由に」楽しめるテイクアウト体験といえるでしょう。

  • 所在地: JR釧路駅から徒歩約5分
  • 約50店舗が集積する歴史ある市場

港の複合スポット「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」

幣舞橋のたもとに建つ釧路フィッシャーマンズワーフMOOは1989年オープン、釧路出身の建築家・故毛綱毅曠氏の設計による釧路のランドマークです。1階のショッピング・グルメゾーンには、寿司、海鮮、ラーメン、洋食、和食、弁当・テイクアウト、スイーツなど多彩な飲食店が入居しており、観光中に「迷ったらここに行けば何かしらのテイクアウトが手に入る」便利な複合施設です。

2階の「港の屋台」もランチタイム(11:30〜14:00)とディナータイム(17:00〜0:00)で営業しており、夜の街で居酒屋系のテイクアウトを試したい場合の選択肢にもなります。MOO周辺は釧路川と幣舞橋が一望できる絶好のロケーションのため、買ったテイクアウトを屋外ベンチで楽しむのもおすすめです。

  • 所在地: 釧路市錦町2-4
  • 営業時間: 1階 5月〜10月 10:00〜19:00 / 11月〜4月 10:00〜18:00

テイクアウトを楽しむための注意点

最後に、釧路でテイクアウトを利用する際に押さえておきたいポイントをまとめます。

1. 揚げ物・温かいものは早めに食べる ザンギや唐揚げは揚げたてが命です。受け取り後はなるべく30分以内に食べるのが理想。長時間の移動を伴う場合は、保温バッグを活用するか、目的地の近くで購入するのがおすすめです。

2. 海鮮系は保冷必須 和商市場の勝手丼や海鮮弁当は鮮度が重要です。気温の高い季節や長時間移動には、保冷剤・保冷バッグを必ず用意しましょう。市場の店舗によっては保冷材を分けてもらえる場合もあります。

3. 名店は事前予約・早めの来店を 鳥松の持ち帰りや、まるひらのような短時間営業の店舗、引田屋のいわしのほっかぶり寿司など、人気商品は売り切れることが珍しくありません。電話予約や開店直後の来店を心がけると確実です。

4. 営業時間・定休日は必ず最新情報を確認 本記事の情報は執筆時点のものです。臨時休業・営業時間変更・テイクアウト休止などの可能性があるため、訪問前に各店舗の公式サイト・SNS・電話で必ず最新情報を確認してから出発しましょう。

釧路のテイクアウトは、港町ならではの新鮮な食材と、長年地元で愛されてきた発祥店・老舗の味を、観光やホテル滞在の中で気軽に体験できる魅力があります。本記事を参考に、自分のスタイルに合った釧路の味を見つけてください。

知っておきたいポイント

  • 1鳥松の持ち帰りザンギは2人前から。揚げたてを受け取りたい場合は事前に電話予約を推奨
  • 2レストラン泉屋総本店のスパカツは熱々の鉄板提供が魅力なので、テイクアウト可否は事前確認を
  • 3まるひらは午前9時30分開店・15時までの短時間営業。早めの来店が確実
  • 4弁当工房引田屋の「いわしのほっかぶり寿司」は釧路駅の水産加工業協同組合直売店でも購入可能
  • 5和商市場の勝手丼は午前中の方が品揃えが豊富。市内中心部観光と組み合わせやすい

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